263 赤岳・横岳・硫黄岳  交通 新宿=中央道=小淵沢=美濃戸口 車 単独
2005年2月11日(金) 曇りのち晴れ
 権現岳、編笠山を目指したが観音平への道は冬季閉鎖、その他の林道は数日来の降雪で入れそうもなかった。さりとて県道に路上駐車して延々自動車道路を登る気にはならない。小雨が降っていて気分も晴れない。結局通いなれた美濃戸口から赤岳・横岳を登ることにした。   04年正月赤岳・横岳
10日 美濃戸口11時20分出発、3連休の前日なのでまだ人は少ない。美濃戸辺りから天気が回復してきた。林道で荷揚げの雪上車に抜かれる。雪が掘り返されかえって歩きにくくなった。赤岳鉱泉14時50分着。


赤岳鉱泉のボッカさん
11日 6時45分発。曇っているが降りそうな雲ではない。気温マイナス15℃。
 7時25分行者小屋。15分程で阿弥陀岳との分岐だがここで道を間違えた。
 漫然とフミアト通り歩いていたが左に枝別れしている所が2箇所あった。最初のはキジうち用だったが2本目もそうだと思ってしまったのだ。そのまま進み倒木を跨ぐ。先月来た時には倒木はなかった。 05年1月赤岳 
 「はてな?」と思ったがそのままなおも10分ほど歩き続けフミアトが谷筋になってきたのでやっと思い出した。
 04阿弥陀岳 
 中岳沢に入ってしまった。このまま沢を突き上げて阿弥陀岳に登れるが登山届には阿弥陀岳は入れていなかったのでやめた。
 15分のロスだが元に戻って左に進む。50m位先で分岐の標識があった。本当はここから右に中岳沢へのルートがあるのだが今日はトレースがなかった。冬ではこんなこともある。

8:40
文三郎尾根を登る

8:51
中岳分岐から阿弥陀岳

9:15
南アルプスが見えてきた 権現岳は雲の中

赤岳山頂

地蔵尾根
 文三郎尾根の網目状階段は完全に雪で埋まっていた。
 8時48分赤岳・中岳の分岐。風は強いが時折青空が見えるようになる。
 9時20分赤岳頂上。南アルプス、中央アルプス、富士山が見渡せた。近くの権現岳はなかなか雲が取れない。南峰には一人、北峰にはヘルメット集団が5,6人。横岳方面はまだガスがかかっている。
 10時7分地蔵尾根分岐。地蔵さんが先月よりも厚化粧。ここから日ノ岳までが一番の危険地帯。佐久側はクサリ、階段など雪で埋まるからだ。諏訪側は夏道通り歩ける。
 稜線だから風は強いが日ノ岳、鉾岳などの南斜面は風が弱く休憩ポイント。11時石尊峰で食事。雪煙上がる赤岳は圧巻である。11時21分出発。
 三叉峰11時34分。横岳11時50分。浅間山、木曽御岳が見えたが北アルプスは雪雲の中だった。

10:13
一番の難所 日ノ岳南斜面

10:37
日ノ岳南斜面を通過

11:45
横岳から赤岳 東に雪煙あがる

11:51
横岳頂上

11:51
赤岳と中岳の間に権現、ギボシ、中岳の右に編笠

12:03
横岳を振り返る

13:02
硫黄岳から 天狗の双耳峰 その左に蓼科

13:48
赤岩ノ頭の下の樹林帯で
 13時硫黄岳。風こそ強かったが寒さは感じなかったので10分ほど歩き回り展望を楽しんだ。13時25分赤岩の頭付近でさらに20分程名残の展望を楽しむ。14時24分赤岳鉱泉。このままテントを撤収すれば今日中に帰宅できるがもう一晩泊まる。
12日 9時58分鉱泉出発。いつもなら途中の美濃戸で休憩するが今日はノンストップ。11時32分美濃戸口着。
 小淵沢の道の駅にある温泉で3日間の汗を流す。
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