465 社山 1827m 交通 北千住-東武日光線-日光-バス-中禅寺温泉 単独
2013年11月16日(土) 晴
 中禅寺湖南岸の山は今までに雨の茶の木平~半月山(2003年7月)、紅葉の社山~黒檜山(2008年11月)と2回行っている。今回は初冬の陽だまりハイクとして阿世潟峠~半月峠の未踏のコースを含め歩いてみた。
 北千住発6時31分の快速電車で東武日光へ。中禅寺温泉でバスを降りたが直ぐに半月山行きのバスが出るという。「イタリア大使館記念公園入口」という長い名前のバス停で下車。乗客7,8人のうち下車したのは私だけだった。バスをうまく乗り継げたので車道歩き1.6km をしないですんだ。もしこのバスで終点まで乗っていけば半月山山頂まで徒歩20分程で着いてしまう。
 バス停から30m程戻り湖岸沿いの小路に降りる。10分で記念公園入口。観光客が数人そぞろ歩きしていた。トイレは閉鎖されていた。湖岸で対岸の写真を撮った。雲ひとつない上天気だ。白根山はもう雪景色になっていた。これから登る南岸の山々は冬枯れで茶色くなっている。
 落葉の深い湖岸沿いの小路で阿世潟着10時40分。湖岸を離れ阿世潟峠へ11時着。社山へ向う。小春日和だが足元はといえば日向は泥んこ、日陰は凍結、下を見ながら注意して歩いた。
 社山の山頂近くは笹が深い。12時05分山頂着。峠からの高度差410mもあるが1時間で着けた。コメツガの原生林で北側は展望がない。日当たりのいい南面で足尾の町を見下ろしての昼食。
 12時45分半月山へ向けて出発。阿世潟峠13時30分着。次の小ピークで5,6人の山ガール一行とすれ違う。20歳代(?)の若い女性だけのパーティは珍しい。
 半月峠の手前の中禅寺山14時10分通過。阿世潟峠とは200mの高度差がある。半月峠までは少しの下り、そして半月山への最後の登り。14時45分木製の半月山展望台。山の西側に造られているので日光白根山から足尾の山まで最後の展望だ。
 半月山から尾根伝いに中禅寺湖展望台のバス停へ。15時35分着。朝は晴れていたのに男体山に雲がかかってきていた。

9:50
イタリア大使館別荘記念公園

 9:53
イタリア大使館別荘記念公園前から 雲ひとつない晴天

10:28
中禅寺湖南岸から男体山

10:59
阿世潟峠

12:04
社山頂上から 皇海山、鋸岳、袈裟丸連峰

12:05
一番手前の標石が3等三角点

12:51
半月山に向う

12:52
振り返ると日光白根山

14:36
半月峠からの登り 中央奥が錫ヶ岳

14:59
半月山は樹林で展望なし

 

15:53
中禅寺湖展望台からの男体山

15:56
広い中禅寺湖展望台 売店は廃屋
 当初の予定は茶の木平から中禅寺温泉まで歩くつもりだった。中禅寺湖展望台からはあと1時間30分ほど歩くことになる。日没が16時30分頃なのでそれでは中禅寺温泉に着く前に暗くなってしまう。バスが15時59分にあるのでそれで下ることにした。
 中禅寺温泉では日光駅行きのバスに接続していて直ぐに乗れた。バスは満員で補助イス利用。いろは坂の渋滞はなかったが東照宮からは渋滞しノロノロ運転。
 東武の特急は満席で乗れなく17時39分発の区間快速に乗った。北千住まで2時間20分もかかる。2両編成の列車の乗客の半数は外国人で私の座った4人掛けのシートに若い女性3人が乗り込んできた。ドイツ、チェコからの留学生とのこと。冷や汗かきながら国際交流。
  
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