足腰の衰えは自分ではなかなかわからないものだ。それで過去に登った同じコースを歩いてみてタイムを比較している。8月の日光男体山、四阿山、9月の武甲山、塔ノ岳などがそれに当たる。
今回の二子山~武川岳も8年前 2009年1月 に歩いている。前回は降雪直後でアイゼンの着脱などがあった。今回は下界が30℃の暑さでバテバテ。条件は違うが所要時間は同じ6時間40分だった。 |
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池袋駅は朝の通勤ラッシュの真っ最中。激流の人並みに逆らって改札を通過。6時45分飯能行き準急に乗る。平日なので快速急行はなく飯能乗換えで芦ヶ久保着8時33分。下車したのは数人で登山者らしき人は一人だけ、その人は国道のほうに向ったので丸山方面か?
線路に沿って坂をおり橋の手前に兵ノ沢登山口がある。真新しい「横瀬二子山 学習登山LESSON1」の写真入りの解説板とともに『熊出没 注意』や「ヘビに注意」などの看板があった。明るい子ども向けの看板と対照的だ。クマが出没したのは平成25年とあるからもう4年前のことになる。
でも暗い西武線のトンネルをくぐったあと熊鈴を付けることにした。小尾根を乗越してしばらく兵ノ沢沿いの道、少し荒れている。丸太の橋を2つ越え9時20分水分補給。今日は気温が上がるとの予報。すでに汗をかいている。
9時40分尾根に取り付く。9時55分左から山道が合流。この分岐を下りに使ったら間違って直進してしまいそう。だから「行き止まり」と書いてある。
10時 二子山への急登が始まる。軟弱な土と雨水でえぐられた道はお助けロープの世話になった。傾斜が緩むと「右 雌岳 左 雄岳」の案内板。右に進んで雌岳で休憩。10時10分。
雌岳の南側と雄岳の北側には不安定な岩場がある。雄岳も展望はないが南にチョッと下った所で武甲山が見えた。
焼山も山頂付近は岩場になっていて両手も使って登った。山頂はこの日一番の展望だった。武甲山の右に両神山、その右奥に浅間山など。
焼山を過ぎると古い林道に合流。尾根道が分断され一旦林道に下りる。迂回路の標示に従い二百m先で再び山道。蔦岩山からは遠くに見える武川岳だが実際にはそこから15分ほどで頂上。12時45分着。
帰路は妻坂峠経由にした。「さわらびの湯」に浸かり生ビールをと算段したが次のバスが16時52分までないことが判明。1時間30分も待たされる。土日なら15時台に3便もあるのに平日は1本もない。しかもそれを逃すと19時22分の最終しかない。
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8:43
兵ノ沢登山口
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8:58
丸太で沢を渡る |
10:07
山頂直下の悪路
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10:17
二子山 雌岳
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10:35
二子山 雄岳
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10:37
二子山直下からの武甲山
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11:19
焼山からの二子山
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11:29
焼山からの武甲山
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13:46
武川岳 山頂は草地
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名郷バス停 飯能駅行時刻表 |
汗でビッショリになった服を着替え50m手前に酒屋を見つけた。きれいな公衆トイレもあるしバス停のベンチで一人酒盛り。お金と時間の有効活用と考えればそれはそれで悪くはない。 |