467 鶏鳴山 970m 交通 北千住-東武日光線-新鹿沼-バス-天善教 5名
2013年12月15日(日) 晴 明神-東武日光線-北千住
 笹目倉山から鶏鳴山まで縦走しようと最初に計画したのが6年前。その時は笹目倉山から北尾根に行く道が分からず西尾根を下ってしまい小来川森崎の集落へ下ってしまいました。 2007年1月笹目倉山
 ネットの記事によると山頂標識から少し戻ったところに北尾根への下り口があるとのことを後で知りました。

8:58
バス停「天善教」で下車

 9:27
スギの植林帯の急坂です
 新鹿沼駅前発8時17分小来川森崎行きのバスに乗る。6年前と同じく今日も乗客は我々だけだった。『天善教』バス停で下車する時運転手さんが「帰りのバスは?」と声をかけてくれた。なにしろバスは一日3本。
 8時55分バス停を少し戻り鳥居をくぐる。拝殿の右手のフミアトに従って歩き始めたが道が西に延びていたのですぐに間違いと気付いた。引返して東の雑木林に突入。百mほどヤブ漕ぎするとスギ・ヒノキの植林帯に出た。特に道はなかったが人工林なのでどこでも歩ける。やがてはっきりとしたフミアトが現れそれに沿って黒い電線が地を這っていた。
 9時25分倒れたアナログ放送用の古いテレビアンテナのところで電線は途切れそこから2,3分歩くと左から『一之宮登山口』からの道をあわせた。板に墨書きされた案内板の文字は消えかかって読めない。
 

9:29
一之宮登山道との合流点の看板
右は6年前に撮影した同じものです



10:12
右から清流園コース(新道)が合流します
 登山口から山頂まで高度差5百mなので標高6百m地点で最初の休憩。10時12分清流園からの道を右から併せ、間もなく笹目倉山頂。展望のない山頂で写真だけ撮り北尾根へ。鶏鳴山への標識はないが立ち木の赤布がそれを表している。
 急坂を下りきったところが最低鞍部、2百m近くを下ったことになる。鹿沼市と日光市との境界なのでフミアトはしっかりしていた。東側のヒノキには鹿除けの白いネットが張ってあった。815mピークまで鹿除け柵にそって歩けばよかった。春先にはこの辺りにカタクリの花が咲くらしい。


10:16
たくさんの標識がある笹目倉山
 

10:49
ところどころに修験道の名残りあり
 11時30分815mピーク着。白いポールに「下山道」と書かれた標識があった。東に行けば林道へ最短距離で下れる。ここから北に目をやれば947ピークと鶏鳴山961mとが並んで見えた。
 12時10分947mピークの狭い岩稜から落葉の詰まった足場の悪い急坂を下る。コースが右に曲ったところで単独行の男性とすれ違う。彼は帰りの明神駅でまた会うことになる。
 12時30分鶏鳴山着。写真を撮っただけですぐ北峰に移動。こちらの方にも鶏鳴山の山名板があった。北峰の方が標高970mなので9mばかり高い。陽だまりで女性2人組が休憩していた。日光連山方面は雪雲に覆われ展望は望めなかったが筑波山を眺めながらのランチタイム。

11:29
815mピーク ここからは一般コースです

12:10
947mピーク 鶏鳴山山頂までもう一汗

12:32
鶏鳴山 日光連山は雪雲の中でした

12:41
正面に筑波山を見ながらの昼食

14:56
明神駅までは長い車道歩きです
 下山は滑りやすい急坂でしたがお助けロープが設置してあり安全に降りられました。このコースだけはガイドブックに載っている唯一の道です。1時間程で林道のゲートまでおりられました。
 さてこの先は明神駅まで単純な車道歩きです。西沢川の清流と大谷石の土蔵をもった立派な門構えの家が多いのに驚きながら歩いたので5.3kmの距離も意外と苦になりませんでした。ただ最後の1kmは15時23分発の電車に乗るために急ぎ足になりました。
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