437 蓼科山 2530m 交通 中央道諏訪IC−ビーナスライン−女神茶屋 3人
2012年2月11日(土) 晴れ
 雪景色を見に蓼科山に登る。 蓼科山は2010年4月、 国道の雪が消えるのを見計らって登ったことがある。今回は厳冬期だ。タイヤチェーン装着の手間を考え秋葉原6時集合とした。
 ビーナスラインは除雪されていてノーマルタイヤのまま9時30分女神茶屋先の蓼科山登山口に無事着いた。しかし駐車場の半分以上が積雪で埋まりもう空きスペースがない。仕方なく路肩駐車する。
蓼科山の地図
 通行する車に気をつけながら身支度し9時50分出発する。車の数から入山者は50人以上と見積もりワカンは車内残置。アイゼンも途中から着けることにした。
 歩き始めて5分、ポケットにあるべきものがないことに気付いた。「シマッタ!」同行者にはゆっくり行ってるよう指示し車に戻った。そう、車の施錠もせずキーをつけたままだったのだ。
 最初の急坂は凍結していて結局アイゼンを着けることになった。先行していた同行者は心配して坂の途中で待っていてくれた。スロースターターのカミちゃんにとっては息が上がってしまった。
 10時30分一旦平坦地になり10数名の団体さんを追い越した頃やっと呼吸が通常に戻った。博識のUさんが「これはシラビソ、こっちはオオシラビソ」と解説。八ケ岳山域はシラビソとオオシラビソの混交林、そこにコメツガも混じる。一番足の速いUさんはそうやって樹の観察をしながら速度を調節してくれているのだろう、なにしろ今日の二人とは歳が2回り以上も離れている。
 11時振向くと木の間から南アルプスが見えるようになる。4等三角点を左に見て最後の急坂にかかる。
 11時30分南八ケ岳が見え出す。樹木の着氷が増す。下山者が尻セードで次々に滑り降りてくる。急坂だが雪が深いのでスピードは出ない。でもステップを壊されるので当方としては歩きづらくなる。
 12時25分樹林帯が終わり山頂部の一角が見えてくる。一気に展望が開ける。赤いポールに従い夏道どおりに行くと山頂12時40分着。写真を撮って山頂ヒュッテに向う。ヒュッテは休業中だが風の弱い東斜面で昼食。
 13時05分下山開始。14時30分駐車場着。路上駐車の愛車は無事そこにあった。

10:40
枝が白く霧氷で覆われている
急坂
11:00
急坂で足を止め樹の観察
霧氷
11:20
きれいな青と白とのコントラスト
南八ヶ岳
11:32
南八ヶ岳連峰
最後の登り
12:22
もうすぐ樹林帯を抜ける
森林限界を越える
12:28
森林限界を越え展望が一気に広がる
蓼科山山頂
12:40
蓼科山山頂
山頂展望
 下山後は温泉と思ったが下山中に転んだ左足が車を運転しているうちにだんだん痛くなった。手で触ると太ももあたりに鶏卵くらいの膨らみがあった。大事を取って温泉はやめて茅野の「ほうとう」の店に入った。「ほうとう」は甲州の名物、諏訪なら信州蕎麦だが野菜一杯の「ほうとう」で温まった。
 
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