224 南八ヶ岳(西岳・権現岳・赤岳・阿弥陀岳) 交通 バイク 東京〜中央道〜小淵沢〜立場大橋 往復 単独
2003年9月13日〜14日  
 人気の八ヶ岳にあってアプローチが不便であまり人が行かない立場川を基点とする周回コースを歩いてみた。
 台風14号が日本海を北上中なのが気がかり。雨より風が心配。連休で道路が渋滞するだろうがバイクだからと自宅を7時10分に出発。
 帰りのことを考え何処にバイクをデポするか迷い、美濃戸口、ペンション村と走って見て、最終的に一番南の立場川の橋の下を出発点とした。翌日に分かったことだけど舟山十字路まで車が入れるのでそこを出発点にすればだいぶ楽ができたらしい。
13日 立場大橋から300m程進むと、キャンプ場。林道をなおも進むと車止め。@ゲートの手前50m位のところに右斜めに登っていくハイキングコースがあったが『信玄棒道』とだけ書いてあり配水池へ25分でいける近道だと気づかず直進してしまった。20分林道を歩き、舟山十字路への道を分け、右に鋭角に曲がる林道を進む。
 11時56分配水池、左に西岳の標示あり。林の中を緩やかに登っていく。12時01分、道の中に石柱あり。落ち葉を掃うと『三等○○』と読める。地図にある1477mの三角点らしい。林のなかで展望はない。
 再び林道に出、標識に従い進む。この道は2万5千図には出ていないがS社の『山と高原地図』には載っている。
舟山十字路から登ってくる道と合流する。
この辺から山道らしくなる。A千枚岩で昼食。
ここからは1本道である。
もう地図を読む必要はなくなった。


こんな綺麗なキノコがいっぱいである。




13:40
西岳が見えてきた。
晴れて暑いが、ほとんど木陰の道である。
夏雲が湧いている。


15:07
西岳から権現岳。右の鞍部に青年小屋の屋根が見える。
編笠岳、権現岳は指呼の間だが
北の赤岳方面はガスって見えなかった。
雲の色が変わってきた。

誰もいない頂上だったのでのんびりしようとしたが
青年小屋からピストンで10人ほどがやってきた。
雲行きも怪しくなってきたので15時30分出発。

 20分ほどでポツリポツリ降り出す。
先ほどの団体が足早に追い越していく。
1人だけ折りたたみの傘を持っていたが
あとの人は手ぶらだ。
間もなく本降り。
木陰で雨宿りをしたが止みそうもなく
諦めで雨具をつけた。
乙女の水で水2L補給。




16:41 青年小屋キャンプ場に到着。
テントは4,5張りだった。

 予定ではテント泊だったが台風接近で強風が予想されたので前日に小屋に予約を入れておいた。ホッ!
 編笠岳をピストンの予定だったがこれは中止。頂上まで大岩の滑りやすい道、強風とガス。それよりもビールである。
 


14日 4時50分起床。誰も起きていないので冬季小屋の方で食事、身ずくろい。5時51分、ガスっていたが霧雨程度だったので雨具をつけずに出発。ここから権現までは歩いたことがある。 91年11月
 ギボシのトラバースも雪のない今なら難なく通過。以前とコースが変わっている。崩壊が激しいので変えたのだろう。


6:30
トラバース道。
鎖が付け替えられているので見た目よりは安全。

7:05
ガスッて何も見えない権現山頂。
ここからキレットを越え赤岳までが本日の核心部分。
権現小屋泊の5,6人がやってきたので
先を急ぐ。



7:23
1本60段の梯子。
垂直の梯子を連想していたが50度位の傾斜。
この梯子を過ぎればキレットまで緩やかなアップダウンの繰り返し。

8:28
Bキレットに降り立つ頃、急激に晴れてきた。
キレット小屋はもう閉鎖中。高台で休憩。
大天狗の尖塔、左の赤岳頂上はまだ見えない。



8:47
赤岳まで高度差400m。天気はすっかり良くなった。
赤岳から行者小屋へ下山予定だったが
阿弥陀岳も目指す気分になった。


9:20
もろい岩場の通過。
登りだからいいが下りに使うには勇気がいる。
岩のペンキの指示通りに登る。



9:42
危険な岩棚を通過しホット一息。奥秩父方面。


10:23
竜頭峰を西から巻く。頂上小屋が見えてきた。
赤岳と阿弥陀岳を結ぶメインルートは蟻の行列。
静寂から喧騒へ。


10:31
赤岳頂上は人の群れ。
写真1枚だけ撮り引き返す。
南アルプスはよく見えたが北アルプス方面は雲の中。


11:54
C中岳で昼食(11:30−11:55)を摂って
阿弥陀岳のジグザグ道に挑戦。
小石程度の落石が頻繁に起こる。
 12:22 阿弥陀山頂、諏訪湖まで見通せた。ほとんどの人はここから引き返す。喧騒もここまで。
 御小屋尾根から下山することにした。頂上から北西方向に進み西ノ肩へ。大岩は梯子で越え、その先はハイマツの根につかまりながらの急坂下り。軟弱で滑りやすいので緊張。


13:14
D不動清水まで1時間15分かかり、本コースで一番疲れた区間。しかしこの尾根は権現、天狗、硫黄など展望に恵まれ、それなりに楽しめた。


14:39
財産区境界標識。
この100m先に美濃戸口と舟山十字路との分岐があった。
ここを右に向かい美濃戸口を目指すつもりでいた。
しかし舟山十字路へ下ったほうがはるかに早い。

 91年発行のS社版地図には載っていなかったが左の道は古い祠などもありかなり歴史のある道と分かる。地図をみていたら通りがかりの地元の人が2人、最新版のS社発行の地図を見せてくれた。そこにはこの道がちゃんと載っていた。
地図は最新版に限る
と反省。
 『境界改メ平成○年○月』などとかかれた卒塔婆のような板が何枚もコース沿いにある。これが舟山十字路までずっと続く。虎姫新道とも書いてあった。
 虎姫神社を過ぎると道は4WD車なら走れそうな林道になる。舗装されたT字路にぶつかり右折すると300m程でゲート。15時50分着。
 先ほどの2人組の車に乗せてもらいわずか15分歩いただけで出発点に戻れた。

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