場所：キュランダ村観光案内所前のカフェ
周辺の状況：
駅から徒歩10分位の村の中心
観光客(白人、中国人、日本人)があたりをゾロゾロ歩いている。
本人の状況：
オープンカフェの歩道上の４人掛けのテーブルで一人で食事中
バーガーの皿の右にガイドブック、その右にリュックサックを置く。
リュックの中身は観光鉄道のチケット、予備のカメラ、ｉｐｏｄなど。
左後ろからかけあしの音。振向くと現地人の若者が通り過ぎる。
正面に向きなおしたら右側に置いていたはずのリュックがなくなった。
すぐ彼を追いかけたがテーブルにメインカメラを置きっぱなしなので一旦戻ってから追跡。
追いつく訳がない！！ 追いついたらかえって
店の人に頼んで警察へ連絡。
12時頃パトカーに乗った警察官２人到着。事情説明。
15時30分発の列車で帰ること、それまでこの周辺にいることなど、
電子辞書も盗まれたので会話の中身、果たして正確に伝わったかなあ？
11時45分頃 駅に行きチケットを盗まれた旨を伝えたら代わりのチケットを発行してくれた。(ホッ！)
村での３時間を無駄に過ごし15時キュランダ警察署に立ち寄り挨拶。
渡航証明書：
18時ホテルに戻り念のため旅行カバンの中をチェック。
一番肝心なパスポートがないことにやっと気付く。あすの帰国出来ない！
18時18分 ケアンズの領事館に電話。24時間対応の緊急電話(音声ガイド)で対処法を確認。
⇒日本から戸籍抄本を取り寄せるなど？なことも言ってたけれどまず警察の証明書が必要だと分かった。
明日の帰国は難しそうと思ったのでホテルに延泊の手続き140＄支払う。(これは不要だった 大失敗！)
18時34分 自宅へ連絡(海外で電話使うつもりなかったので通話料は高額？)
19時頃 徒歩でケアンズ警察本部へ、証明書発行してもらう。
19時19分 領事官から電話。渡航証明書用の写真２枚用意して翌日朝一で領事館行けば何とかなりそうと分かる。
出国：
11月１日 ７時今日帰れるかどうか分からないので荷造りだけしてホテルを出る。
ケアンズ駅周辺のATMで＄を引き出そうとしたが失敗。警察本部内のATMでもうまくいかない。
⇒日本でATMなど利用したことがないのでその理由が分からない。
８時30分 警察本部の真ん前にある郵便局で開館前の行列に並ぶ。
８時40分 郵便局で証明書用の写真を撮る。日本にはないサービス。料金16ドルはクレジットカードでOKだった。
８時50分 領事館(正式には在ケアンズ領事事務所)に行く。勤務時間前だったが領事館員はすぐ対応してくれた。
警察、郵便局、領事館が隣接しているので助かった。
10時 渡航証明書発行。手数料27AU＄。手持ちのAUドルはもうないので日本円で支払いをお願いした。
すぐに空港までのタクシーを手配してくれておまけに玄関まで見送ってくれた。親切な領事官。
10時15分 ホテルに戻りチェックアウト手続き。待たせてあったタクシーで空港へ。
10時30分 空港着。入国時は巡回バス利用で40分もかかったが出国はタクシーでわずか10分。
飛行機は12時15分発だったので出国カウンターにすでに乗客の姿はなかった。でもギリギリセーフ。
後日談：
海外旅行保険に加入していたので盗難品に補償金がでた。
⇒申込の時と同じくネットで手続き方法を確認。
ホテルの延泊料140＄以外は全て(盗まれた品、空港までのタクシー代、渡航証明書発行料)補償とのこと。
⇒盗難時の状況の他、警察の証明書、領収書を添えて郵送。
２度ばかり担当者との面倒な電話でのやり取りがあったが１週間程で請求金額全額支払われた。