|
|||||||||||||
31日 自宅を4時に出発。広河原7時10分に着く。南アルプススーパー林道が開通したのでマイカーの入れる広河原は車で一杯だ。。広河原ロッジの近くに車をとめる。富士山を除けばはじめての3千m級の山登り。1979年5月の北アルプス八方尾根敗退以来のアルプス山域入山だ。 | |||||||||||||
八本歯のコルから鳳凰三山 |
8時広河原を出発。大きな堰堤を幾つか越え大樺沢沿いの道を行く。北岳バットレスが右手に見える頃雪渓@が現れた。雪渓はやせ細っているので左岸を歩く人が多かった。雪渓を最後まで詰めると沢が狭まりジグザグの急坂。振り返ると鳳凰三山が目の高さ。 大樺沢を行く 八本歯のコルAを梯子で越えるとお花畑の中の道。頂上には行かず北岳山荘に向かう。15時20分小屋着。小屋は、蛍光灯で明るく、水洗便所を備えた近代的な建物だったが、一晩中水音が絶えずよく寝られなかった。設備が良すぎるのも考えものだ、と思った。 北岳山荘前広場 |
||||||||||||
目次に戻る |
8月1日 6時に出発。快調に歩く。草すべりCを一気に駆け下りた。若い頃は下りは駆け下りるものだった。が、それが大失敗のもとだった。御池小屋を目前にして完全に足が動かなくなってしまったのだ。足が笑うことはそれまでにもあったが今回のは足が棒立ち状態。膝をまげられなくなったのだ。ふもとまで立ち木につかまりコワゴワ下りたのだった。もう若くはないのだと思い知らされた。以後の山行計画立案に大きな影響を与えた出来事でアリマシタ。 |