589  生藤山 990m 交通 JR中央線上野原駅~バス~井戸
3人
2019年3月31日(日) 曇り時々晴
 東京(武蔵)神奈川(相模)山梨(甲斐)、3つの都県境だから三国山(地形図では三国峠)。すぐ隣りの生藤山は神奈川県の最北の山、つまり山梨県から登り東京都を経由して神奈川県にくだる、と言えなくもない。もちろん後からつけた山行の理由である。
 高尾駅発8時46分小淵沢行きに乗車。発車間際だったが座れた上野原駅着9時03分。駅舎は昨年新装オープンとかで西口から広い南口にバスタクシー乗り場が移転。駅はコンコースから20mの高度差があるのでエレベーターが3基乗客を運ぶ。1階の観光案内所で付近のハイキング地図数種類を無料配布。明日(4月1日)から変わるバスの時刻表(A4版16ページの冊子)も頂いた。地元が力を入れているのが伝わる。
 9時40分発の井戸行きに乗車、9時20分のバスは登山者で一杯だったが40分発には我々だけしか乗っていなかった。10時03分井戸着。バスの折り返し場になっていて簡易トイレと自販機があった。


 

10時22分
バス停『井戸』から北へ進む


10時41分
軍刀利神社本殿への石段

 10時20分歩き始める。10分ほどで県道を離れ神社の参拝道になる。10時40分軍刀利(グンダリ)神社本殿。ここまでは車でも来れる。朱塗りの細い橋を渡り軍刀利神社奥ノ院に10時55分着。樹齢450年県の天然記念物オオカツラの巨木が社を守っていた。ここからジグザグ道が始まる。
 11時30分T字路で「左 女坂・軍刀利神社元社25分 右 三国山45分」の標識あり。どちらからでも行けるが左からいくことにした。縦走路まで10分ほどだったが土が軟弱で注意して歩いた。11時40分笹尾根の縦走路に合流。また道の状態がよくなった。三国山11時55分そのまま生藤山へ。たまたま団体が15人位いたので写真を撮っただけで三国山のベンチで昼食。ガスが出てきてポツリポツリと雨が落ちてきたので早々に下山開始。




10時57分
奥の院 オオカツラの巨木


11時39分
笹尾根直前の崩れやすい足元


12時01分
藤野町十五名山 生藤山


12時43分
甘草水 水は涸れていた


 途中ヤマトタケルノミコトが東征の際掘り当てたという伝説のある「甘草水」に立ち寄った。しかし水は出ていなかった。さらに佐野川峠から岩楯尾神社へ下山する予定だったが道が藪っぽかったのでそのまま直進し熊野神社方向へ。
 13時10分あたりは古い桜だらけだった。テングス病にかかり花が咲かない状態が続いている、菌に強い山桜を補植中との看板あり。雲が切れて日も出てきたのに残念。
 歩きやすい道はここまで。急坂を下り三差路に突き当たると道標は左へ鎌沢方面とだけ書いてある。右方向は伐採された小枝で地面が覆われ廃道の様子。地図には載っているしスマホのGPSもあるので枯枝に足をとられながらも御霊バス停へ下った。14時10分無事「御霊」着。




13時13分
熊野神社付近 枯れてしまった桜の木


15時01分
東口がきれいに整備された上野原駅

 バスは14時45分頃までないので交通量の多い県道をバス停5つ分「クリーンセンター前」まで歩いた。待ち時間ほぼ0で上野原駅行きのバスに乗れた。新しい駅前にはスーパーやラーメン屋が出来ていて電車内での打ち上げはしないですんだ。
TOP