538 釈迦ヶ岳 1092m 交通 県道626-県道762-朝明(あさけ)登山口 単独
2017年4月13日(木) 晴
 4月11日から26日まで西日本を車で走り回った。この間に10以上の岬(灯台)と5つの山も訪れる予定。題して『西国岬めぐり』と勝手に名付けた。
 今日はその第一座目、鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳1092m。「釈迦ヶ岳」という山はあちこちにあり有名なのが2百名山でもある大峰山系の釈迦ヶ岳1800m。紛らわしいので所在地と標高で区別してみた。

 12日夕方国道23号線からカーナビ頼みでなんとか朝明に着いた。広い駐車場に車が数台とマイクロバスが1台停まっていた。ここが目指していた登山口かどうか確かめるために更に上流まで車を走らせたがいずれのキャンプ場もまだシーズン前のようだった。戻って朝明のヒュッテの管理人みたいな人にあす釈迦ヶ岳に登ることを伝え5百円払った。
 その後下山してきた人から山の情報を得て詳細なコース図まで頂いた。手持ちの地形図には庵座コースの最後のツメの部分が描かれていなかったので大いに助かった。
 
 13日6時45分登山届けを出して出発。駐車場にはまだ誰も来てない。小尾根を乗越し庵座谷のキャンプ場まで10分。こんな山奥にキャンプ場が?と思ったが県道から林道経由で直接入れるようだ。(帰路に沢を徒渉出来ず迂回に使った道)。
 7時最初の徒渉、水量が多いので慎重に飛び石伝い。徒渉は計5,6回あった。数日前のまとまった雨が降ったのと雪解け水で沢が増水していたからと思われる。
 7時35分登山路から突然庵座ノ滝が見えた。この先三段の滝まで道は荒れていた。赤布を見つけながらのコース取り。2008年の水害で一時閉鎖されたらしいが未だその影響があるようだ。
 8時20分荒れた沢沿いのコースが終わり中尾根まで5分と書かれた案内板を右にやり過ごす。笹の茂る平坦な道にホッとするも直ぐ鎖場の連続する急登になる。
 9時03分山頂よりも高い最高点のある広場に飛び出す。南側の展望が特にいい。ここから山頂までは平坦な道を7分。二等とも三等とも読める三角点があった。
 東に伊勢湾が霞んで見えたが他の方角は灌木に遮られよく見えない。
 写真を撮っただけですぐ下山開始。帰路は中尾根コースを使った。尾根道とはいえかなりの勾配があり岩場の迂回などもあって登りより時間を費やした。

6:45
朝明登山口

7:35
庵座ノ滝

7:57
次々と現れる滝

8:08
三段の滝

8:19
中尾根コースへの分岐

8:40
御在所山1212m(左)と雨乞岳1238m(右)

9:03
本日の最高点1097mはここ

9:07
東側には雪庇が解け残っていた

9:12
釈迦ヶ岳1092m 山頂

9:48
通称「キレット」

11:25
最盛期は過ぎたとはいえ…
 

11:28
水量が多く対岸のキャンプ場に行けず迂回
 
 下山後は車で10分程の距離にある湯ノ山温泉へ。国民宿舎の温泉に浸かり紀伊半島を一周すべく伊勢志摩方面に向った。
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