533 加波山 709m 交通 R6-294-354-県道45-14-41-真壁 単独
2017年2月22日(水) 曇り
 加波山に登るのは5回目。今回は1988年に初めて登ったコースとほぼ同じ、加波山神社~加波山~一本杉峠を歩くことにした。
 6時10分自宅発、先月の筑波山ハイクと同じ道路を使って8時40分真壁城跡にある真壁体育館駐車場着。ここは隣接してコンビニがあった。車内で食事を済ませ城址公園を見物。「真壁ひな祭」期間中だが平日なのでガラガラだった。


 9時出発。県道を北へ10分歩くと旧道とのY字路。パチンコやの大きな看板が目印。旧道に入り鹿島神社前を左折。9時24分T字路の角に供養塔。「左 加波山ニ至ル」と彫ってあった。直進すると一本杉峠で、下山時にここから戻ってくる道。
 9時40分加波山神社里宮。梅が満開だった。拝殿前に手書きの周辺案内図が置いてあったので1枚頂いた。駐車場もあるので加波山往復だけならここまで車で来れる。ここが一合目。
 二合目の先に寝不動尊(加波根不動明王)9時55分。小さいながらトイレがあった。境内の林の中を通って三合目まで行くと道の両側にゴミが散乱。隣接する車道から投げられたものだろうか?


8:55
真壁城址

8:59
真壁体育館 観光案内図

9:18
加波山 右の低いところが一本杉峠

9:24
加波山神社は左へ 下山は右から

9:40
加波山神社里宮 (一合目)

9:55
 寝不動尊 (二合目)
 
10:27
ここから登山道 (五合目)

10:43
山椒魚谷 (七合目)
 
 三合目から五合目までは道幅が狭くなっていておまけにダンプカーがひっきりなしに通る。エンジン音が聞こえるたびに路肩に身を寄せるが怖い。この辺りは花崗岩(真壁石)の産地だ。あちこちに採石場があった。
 五合目でやっと車道が終わり山道になる。10時27分。急傾斜の舗装路は疲れるのでホッとする。
 10時43分七合目。「山椒魚谷」の石碑がある。サンショウウオが棲んでいたのだろうか。細い流れをまたぐ。10時58分林道を横切る。「あと5分加波山神社」の標識とベンチがある。
 11時04分石の鳥居をくぐる。ここから神域。石岡市側からはここまで車道が延びているので歩かずに来れる。

 石段を上がると社務所と大天狗が鎮座する加波山神社だ。11時06分。ふもとの神社で貰った案内図には『加波山神社の社名を不正に使う神社が近くに在ります。注意してください」と書いてあったがどの神社のことなのかなんて部外者には判らない。
 11時15分加波山親宮、11時16分たばこ神社、11時18分加波山神社、11時21分加波山大神社でこの社の裏手に709mの山名標示があった。どこが最高点か今まであまり気にしていなかった。
 11時29分また加波山大神社というのがあった。社はこれで終わり道は下りになる。この先あまり歩かれていないようでササ藪が深くなる。


11:22
山名表示板
 

11:53
風力発電所の敷地内を通過
 戦争の慰霊碑の先で道が二手に分かれていた。どっちでも同じだろうと軽く考え左に入った。でも正面に見えていた筑波山が右手に見え出したので枝尾根に入り込んだと気がつき戻る。その時ササの中から物音が聞こえた。
 藪でガサガサ音がしたら大抵は鳥なのだがこのときはササの葉を左右に揺らしながら移動していったのでイノシシかクマだったんだろう。大声を出したらUターンしていってくれた。あわててザックから携帯プレーヤーを取り出した。人は全くいないのでボリューム全開にした。
 やがて丸太の急傾斜の道になり丸山林道に降りたつ。前方に麓からもよく見えている風力発電の風車が2基。この林道は稜線沿いに足尾山、きのこ山方面まで延びている。

 林道を避け風車の裏手から尾根沿いに進む。フミアトが消えている所もあった。一本杉峠で昼食。石垣の上に大理石のテーブルと椅子が設置してあった。
 この峠は2本の林道が交差し3本の山道とあわせて7本の道の起点となっている。12時15分。昼食中出会ったのはMTBに乗った外国人と思われる青年一人だけだった。かれは「車両通行不能」の看板の前で携帯GPSを使って自分の進路を確認していた。
 12時45分稜線沿いに南方向に行くつもりで出発。しかし東方向のフミアトに入り込んでしまった。すぐ下り坂になったので間違いと気づく。


12:42
一本杉峠 石垣の上に大理石のテーブル

13:36
筑波山をバックに
 戻って林道を20m程南に行くと「MTB禁止」のフミアトがあった。「関東ふれあいの道」だが辺りは焼酎のペットボトルなどが散乱していてとても自然歩道の体をなしていない。次の林道との交差点までガマンしてその先は遠回りになるが林道を使った。
 13時10分再び「MTB通行禁止」の看板を目印に林道を離れ足尾山のピークを踏んでくる。13時30分石垣のある足尾山頂。大きな木がないので360度の展望。
 13時45分林道まで戻り林班境界路を使い下山。ハイキング道ではないので分岐に目印など全くなかった。
 麓近くになって道の分岐に赤い矢印が散見された。「パーク②とか書いてあったので何かの大会用であったようだ。


13:40
三角点 石垣もある足尾山頂

14:37
採石場跡?
 14時30分MTBの轍が目立つ採石場跡のような場所に着いた。沢水が流れていたので靴の泥を洗った。「民家あり 静かに」という看板があった。林道合流点まであと百m。反対向きに古い看板が立っていたので見たら「立入禁止不法侵入10万円徴収」とあった。この2つの看板の文言は矛盾している。立てた時期、関係者が別々なのだろう。早々に立ち去ることにした。
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