527 越前岳 1504m 交通 東名御殿場IC-R246-R469-十里木高原 単独
2016年11月22日(火) 晴
 富士山南麓の愛鷹山塊にある越前岳に登る。19日に大勢で登る予定だったが雨で中止。23日の祝日に行ければよかったが天気予報が雨。おまけに気温が低く雪になるかも知れないとの予報。そうなると紅葉シーズンが終わってしまう。22日の天気は晴、ただし21日夜から22日朝まで雨が続くという予報。晴れるのは22日1日しかない。
 雨降るなか支度し自宅発5時55分。出発して直ぐに車のラジオで大きな地震が起きたことを知る。地震報道を聴きながら足柄SA着8時。まだ雨は降っていた。SAでグズグズしている間に北西方向からみるみる青空が広がってきた。タイミングが少し遅れたが今日は天気予報通り晴れて暑くなりそうだ。

 富士サファリパークを過ぎると左カーブの先に大きな墓地があった。しかし「ここではない」と思い、通り過ぎてしまった。ゴルフ場を過ぎ「富士山こどもの国」の入口まで来て間違いに気付きUターン。反対方向から走ればトイレの建物と登山案内板が見えるので間違えることはなかっただろう。登山口はさっきの墓地に隣接していた。

 9時15分出発。丸太の階段から始まる。振り向けば富士山。登らなくとも見える。9時30分十里木展望台。ここまで来る観光客のために写真撮影用に作った展望台なのだろう、一面カヤトの原なので展望台がなくても景色は見わたせる。
 反射板、電波塔を過ぎると「馬の背見晴台 越前岳1.3km100分」と書かれた見晴台9時50分着。こちらには展望台はなく替わりにベンチが数基。左手の雲の上に雪を被った荒川三山が見えた。「北岳方面は富士山の袖に隠れてもっと上に行かないと見えない」とは後から追いついてきた地元の人の弁。
 10時25分「平坦地 越前岳 0.6km50分」ここからは道が荒れている。登山道が流水で樋状にえぐれている。木の根、岩角に足をかけ登るようになる。
 10時50分「勢子辻分岐 0.1km10分」頂上まで近いということは分かるが100m歩くのに10分もかかる?実際には300mくらいあった。


9:13
登山口 トイレと靴洗い場完備
駐車スペース40台

9:13
登山口の案内図
越前岳まで150分とある

9:26
明け方までの雨で中腹に雲残る

9:27
十里木高原展望台
記念撮影用?

9:47
馬の背見晴台から 本日一番の富士山大展望
 10時58分山頂。雨後の足跡が一人分あったのでもっと早く通過していった人がいたようだが今は誰もいない。山頂には細い潅木が生い茂り富士山は頭だけ。南は雲が湧き展望なし。
 食事をしながら撮影チャンスを待ったがそのうちゾクゾクと登山者がやって来たのであきらめ下山開始。北側がよく見える「平坦地」で更に15分粘ったが北岳方面は雲の中。雲はどんどん多くなる。12時55分登山口。
 駐車場には海外からの観光客が北にあるはずの富士山の写真を撮ろうとしていたがもう見えなくなっていた。風が殆んどなく、気温も高すぎた。

10:58
まだ誰もいない越前岳山頂
ベンチが3つ

11:12
標石がむき出しになっている三角点
地元の人の話によると表土が流れて
山の標高が低くなっているとのこと



11:13
木が邪魔して意外と見えない富士山頂

11:32
4パーティで一杯になったベンチ

12:33
早くも雲におおわれた富士山
 この日の夜から天候が下り坂となり翌朝には雪と変わり甲府市、東京都では 11月としては54年振りの降雪、また東京は観測史上初の積雪となった。
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