523 長者ヶ岳 1336m 交通 中央道河口湖IC-R139-県道71-田貫湖 3人
2016年8月31日(水) 曇時々晴
 前日まで台風10号が接近し実施が危ぶまれたが甲信越地方は直撃を免れ朝から台風一過の晴天。風も大したことなく予定通りに出かけた。
 中央道河口湖IC近くで正面に富士山が望まれたが山体の左右だけ雲がまとわり付いていた。さながら富士山が白いマントを羽織っているようだ。上空はかなりの強風なのだろう。
 カーナビのおかげで国道139号をショートカットする県道71号線を使い右折、左折を繰り返し、新宿から2時間ほどで田貫湖キャンプ場に着いた。駐車場は思ったより広くトイレ・足洗い場など整備されていたので思わず係員に「ここ無料ですか?」と尋ねてしまったくらいだ。隣の休暇村とあわせて静岡県と環境省が管理しているようだ。

 8時50分身支度を整え出発。湖畔沿いに遊歩道が整備されていたので車道を歩かないで済んだ。湖の水は澄んでいたので数日来の大雨は当地には影響がなかったと分かる。
 9時05分車道を横切り前方の斜面を右に上って行く林道を100mほど進むと『東海自然歩道』の案内板があった。ベンチもあったので最初の水分補給。まだ8月だ。熱中症に注意。
 ここから山頂までほとんど丸太の階段が一直線に続いている。歩き始めて10分もしないうちに後ろから声が聞こえてきた。振り向くと迷彩色姿の自衛隊の一行だった。そういえば駐車場を出発したとき自衛隊の車両が何台も入ってきていた。
 

8:50
田貫湖キャンプ場

9:58
休暇村分岐
 自衛隊と競争しても勝ち目はないので728.6m三角点の所で通過待ち。総員27名だった。さらに10分後総員21名の第2陣をやり過ごす。何かの訓練かと思ったが足腰の鍛錬のための登山?
 10時55分長者ヶ岳山頂。東に田貫湖が見えていたがその先にあるはずの富士山はガスの中。次の天子ヶ岳に期待して11時15分出発。丸太の階段はもう無かったが上佐野分岐までかなりの下りだった。
 天子ヶ岳11時55分着。尾根を下った途中に『山頂』の標識があったので山頂なのだろうが『山頂』らしくない。ちょうど、先ほどの自衛隊の隊員たちが出発するところだった。
 まず富士山展望台の所に行って見たがまだガスのため何も見えず。引返して祠のある広場に戻る。


10:58
長者ヶ岳 ベンチが2つ

11:01
田貫湖 正面が富士山の方角
 地面をよく見ると空き缶や割れた酒瓶の破片などが埋まっていた。地中に埋めたはずのゴミが雨で表土が流され顔を出したというような感じ。相当古いゴミだ。しかも大量だ。ベンチもないし樹林で展望もない尾根の途中のような天子ヶ岳山頂で食事と休憩。
 12時25分。下山開始。東海自然歩道とは違い下りは滑りやすい急坂。コケないように慎重に下ること30分傾斜が緩む。両側に桜の巨木。熱帯樹林帯のような数本が絡んだような奇木が続いていた。
 13時30分林道に出合う。『左折して道なりに歩けば田貫湖』と思っていたので『ここから林道歩き』のはずだった。が、どうも道の様子が地形図とは違うことに気付いた。路面はまだ工事中の様相だった。

12:26
ゴミだらけ 天子ヶ岳

12:59
サクラ並木

13:02
奇木もあった

13:48
舗装された林道に降りたつ

15:50
下界は晴 県道71号線より
 しばらく思案したがさらにヒノキ林を下ってみた。すると5分程でもう一つの林道に出合った。「直進したら白糸の滝 左折したら田貫湖」の標識があったのでここを左折。 あとは道なりに「天子の森キャンプ場を通り田貫湖キャンプ場へ、1時間強の車道歩き。15時着。
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