521 東篭ノ塔山(湯ノ丸高原) 2227m 交通 上信越道小諸IC-県道79・94-地蔵峠 単独
2016年7月27日(水) 曇時々晴
 昨夜の雨が朝まで残りそうな天気予報だったが梅雨明け間近。天気図上の前線が消えているので降っても大したことはないだろうと予測し朝6時10分自宅を出発。7時50分嵐山PAで朝食。9時10分道の駅『雷電くるみの里』で飲み物を調達。ここは江戸時代の相撲取り「雷電」の生家が近い。胡桃は特産物。
 県道94号は先行する観光バスがノロノロ運転なので30分もかかって地蔵峠着9時45分。広い地蔵峠の駐車場には登山者の車は10台程度だったが大型観光バスが数十台あった。今着いたばかりの集団もいてトイレは大渋滞。同じコースだったら嫌だな~と、思ったがすべて小学生の林間学校のための待機バスだった。
 地蔵峠の西側にはレンゲツツジで有名な湯ノ丸山やキャンプ場がある。東側にはこれから登る池の平湿原がある。池の平方面に行く児童はバスで池の平駐車場まで行くので今日予定しているハイキングコースに小学生の大集団の姿はなかった。 
 10時05分駐車場から少し戻って池の平へ通じる舗装路を横切る。昨夜来の雨で濡れたササの葉を掻き分けると15分程で「池の平」「三方ヶ峰」の分岐に出合い。右を行く。冬はスキーのゲレンデになるところだが笹のところどころにノアザミやヤナギランのピンク色が散見される。雨がぱらついてきたが構わず歩く。雨よりもササの葉の所為でズボンがすっかり濡れてしまった。
 11時15分赤茶けた見晴岳着。雨はすっかり上がった。ここから三方ヶ峰までコマクサの群生地。保護のため柵で仕切られているので近づくことはできない。
 ここで5,6人の小グループに分かれた数組の小学生とすれ違った。「池の平駐車場に何時までに戻る」とかのルールのもとに動いているらしい。下の湿原のベンチでお弁当を食べている子たちの声が上にまで聞こえてきた。
 ツアー旅行と違い全員で一緒に行動しないのは好感が持てる。

10:05
林間学校生で賑わっている地蔵峠

11:05
ブナとカラマツの混交林
 鏡池にはこれから登る東篭ノ塔山が逆さまに映って見えた。アヤメ・マツムシソウ、ニッコウキスゲもまだ咲いていた。こんな湿原があるなんて思ってもいなかった。
 12時20分池の平の駐車場。9~17時までは高峰高原まで車の通行が可能だとか書いてあった。杖を突いたお年寄りの姿もあった。観光バスも10台近く停まっていた。トイレに売店、ここは観光地であった。
 広場でお弁当広げている子どもたちの間を抜けて篭ノ塔山へ向う。往復1時間。
 帰路も車道を避けて山道を下る。あまり人がとおっていないので下草がビッシリ生えている個所もあったが50分程で地蔵峠まで戻ってこれた。

11:15
火山岩ゴロゴロ 見晴岳

11:20
見晴岳西面

11:39
三方ヶ峰

11:38
コマクサ園

12:00
池の平湿原 鏡池

12:20
池の平休憩所

13:00
東篭ノ塔山

13:00
隣の水ノ塔山

13:26
雲が切れてる池の平

ヤナギラン

ハクサンフウロ

マルバダケブキ

アヤメ

ニッコウキスゲ

イワインチン

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