519 石裂山 879m 交通 東武新鹿沼駅-リーバス-上久我石裂 3人
2016年6月8日(水) 晴
 天気が持ちそうなので栃木県鹿沼市の石裂山に登る。低山なれど岩場が連続しているのであなどれない山である。 2001年4月の記録
 東武線北千住駅6時31分発快速に乗ると新鹿沼駅発8時13分石裂行きのリーバスに乗れる。バスは朝夕1本ずつしかない。8時45分予定より少し早く終点の上久我石裂に着いた。乗客は我々3人のほかに単独者の女性一人のみ。我々は過去にも登ったことがあるがその女性は初めて来たらしい。女性一人でこんな岩山に来るとは、と思っていたら同行を求められた。
 バス停脇に水道があり隣の加蘇山神社社務所に公衆トイレがあった。ただしこちらのトイレの水は出なかった。売店も看板だけで電話も自販機もない。平日だからなのかいつもそうなのか?

 
 8時50分出発。舗装路を10分ほど歩くと加蘇山神社前の広い駐車場。水戸ナンバーと横浜ナンバーの車が止まっていた。「熊注意、マムシ注意、転落死者何名」とか警告の看板だらけ。
 以前はこの神社の境内を通って入山したような気がしたが指導標は左の赤茶けた林道の方を差していた。『石裂山回遊登山コース』の黄色い指導標に従い炎天下の林道をしばらく歩いた。でもこんな道歩いた記憶がなかった。

8:51
右奥に能舞台がある

9:03
警告だらけ 「入山は自己責任で」
 道を間違えたかなと不安になったがやっと山道になり9時15分右手に「清滝」が現れた。9時30分竜の滝休憩舎。水分補給する。今日は蒸し暑い。休憩舎の先に分岐、コースは時計回りで回遊する設定になっている。
 9時43分加蘇神社の御神木『千本桂』の木を遠目に見てそのまま直進。小沢を渡り10時中ノ宮跡の広場着。ここにもアズマヤがあった。ヘルメットに白い地下足袋の単独者を追い越した。行者様かと思ったが後で水戸からの登山者と分かった。
 目の前が「行者帰しの岩」で長い鎖が下がっていた。岩は濡れていたので慎重に通過。その先に奥ノ宮へ通じるアルミ製の梯子。岩屋の奥に祠が祭ってあった。

9:43
千本桂

10:18
奥ノ宮へ通じるアルミ製の梯子

10:20
奥ノ宮は洞窟の中

10:59
長い梯子を下る
 10時45分奥ノ宮から縦走路に戻りさらにいくつもの梯子と鎖で稜線に出る。小ピークを一つ越えると東剣ノ峰着10時55分。この先は20mの長い梯子段が待っている。
 11時05分西剣ノ峰。目の前に石裂山頂が見えるが梯子の下りが続く。11時20分やっと山頂。写真を撮っただけですぐ出発。
 しかし北に向って歩くつもりが西に進んでしまった。前方に見えるはずの月山がないので間違いに気付き山頂まで引返す。少し戻ったところに月山を示す指導標があった。5分のロス。
 11時45分月山。展望があるはずなのに灌木が生い茂り古峰ヶ原方面が少し見えるだけ。4人で昼食摂ってる間に水戸の単独者が通過していった。
 

11:04
西剣ノ峰から石裂山

11:20
石裂山山頂
879.4m

12:21
月山山頂
890m

13:53
加蘇山神社へ続く石段
 帰りのバスは14時55分までない。時間に余裕があるので月山山頂、竜ヶ滝休憩舎、加蘇神社でそれぞれ時間をつぶし14時10分にバス停へ。
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