504 大滝根山 1193m 交通 いわき駅-磐越東線-神俣駅 単独
2015年10月16日(金) 曇り
 あぶくま鍾乳洞を見学するついでに登れる山はないかと探したら阿武隈山地の最高峰大滝根山があった。最寄り駅からなんとか歩いて行けそうな距離だが体調次第ではタクシーを利用してもいい、くらいの気持ちででかける。
 いわき駅6時分44分発磐越東線郡山行き。3両編成の気動車は夏井川沿いに走る。夏井渓谷は紅葉の名所らしいがまだ色づいてはいなかった。7時40分神俣駅着。駅前にタクシーの営業所があったがあいにく出払っていた。室内からさかんにタクシー無線の交信が聞こえてくる。平日なので通勤などの常連客がいるのだろう? タクシー利用は考えないことにした。あぶくま洞までは県道を3.5km。舗装路を歩くのはしんどい。汗びっしょりになって8時45分に着いた。
 鍾乳洞の営業開始は8時30分だが観光客の姿はまだなかった。入場料1,200円のところアンケートに答えると半額になるということはWEBで知っていた。ここは福島原発から直線で30km、事故の影響が続いている。登山の前に見学することにした。だれもいないほうがゆっくり写真も撮れる。

 
 鍾乳洞見学を終え、大滝根山へ向け出発。鍾乳洞の係員に道を尋ねると「車道を行くと遠回りだが近道がある。ただ今年は草刈をしたということは聞いていないので通れるかなあ?」との答えだった。
 9時50分広い駐車場を抜けた先が「星の村天文台」。左へ4km行くと仙台平との看板があった。登山口は仙台平の手前にある。
 左に進むとすぐY字路になり「星の村遊歩道(仙台平経由大滝根山へ)」という明瞭な標識が立っていた。さらに百mほど歩くと丸太の階段道になった。「仙台平キャンプ場まで1km」との標識があった。下草などほとんどなく枯葉を踏みながらの歩行。難所などなく20分で車道に合流できた。

8:45
やっと あぶくま洞に着いた

9:00
あぶくま洞に入る
 地図に載っていない近道だったので現在地を地図で確かめる。車道が菅谷方面と大越方面とに分かれるT字路付近で登山口まであとわずかだった。
 あたりは草地の広場になっているのでシーズン中は駐車場になる所のようだ。右折し下り坂を5分ほど歩くと「大滝根山登山道入口」の標識があった。路肩に3,4台置けそうなスペースがあり1台だけ停まっていた。どうやらここが仙台平登山道らしい。地形図にはほかに2本道が記されているが廃道になったようだ。
 10時25分最初は傾斜の少ない沢沿いの道。尾根の北側を絡むようになるとわずかに下り坂となる。
 11時05分「5合目ブナ平」の指導標あり。ここから本格的な登りとなる。大岩を直登すべく鎖場が2,3箇所あったが鎖を避ける脇道も付いていた。色づき始めた紅葉を楽しみながら40分で頂上の一角に出た。

9:20
鍾乳洞 内部

9:51
遊歩道入口

10:26
登山口

11:05
ブナ平
 
 山頂一帯は自衛隊のレーダー基地になっていて一等三角点は拝めない。坂上田村麻呂創建と伝えられている「大嶽根山峯霊神社」のところまで行ってみた。神社の裏手の2m程の高みが山頂のようだが、そこはフェンスの向こう側。
 展望はないが岩に腰掛け昼食。空はどんより雲が厚くなり今にも降りだしそう。山頂近くの古い指導標によると、地形図には記載されていないが賽の河原経由で大越登山道へ下る道が2本あるらしい。いずれも草が生い茂っていてフミアトが判然としていないので使うのをやめた。
 12時20分同じ道を使って下山することにした。13時20分仙台平登山口、あぶくま洞13時55分着。ここから神俣駅まで1時間程度。神俣駅発の列車は15時55分までないので観光客に交じって最後の休憩。

11:40
もうすぐ山頂

11:47
山頂の神社
 

11:51
自衛隊のレーダードーム

12:16
山頂から他に2本下山道があるらしい
 

12:21
山頂の紅葉

15:30
駅名 かんまた と読む
 あぶくま鍾乳洞には前から行きたいと思っていたが東京からだとチョッと遠い。日立市からいわき市までは常磐線で1時間、さらに磐越東線で50分。これなら手ごろな日帰り行楽地である。磐越東線沿線も東京に帰任するまでもう少し歩いてみたいところだ。
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