495 堂所山 733m 交通 新宿-京王線-高尾-バス-小仏 単独
2015年3月29日(日) 晴れのち雨
 高尾山から景信山間は何度も通ったことがあるが小下沢(こげさわ)を挟んで北側にある北高尾山稜は行ったことがなかった。低いながら小ピークの連続でかなり歩きでがあるという。午後から天気が崩れるという予報なのですぐ安全な場所に降りられるところがいい。
 京王新宿発7時30分の高尾山口行き特急に乗る。高尾駅に8時13分着。小仏行きのバスは1時間に2本。増発2台で8時50分小仏バス停着。
 
   バス停を9時に出発し車道を12~3分歩くと景信山登山口。中央高速道の真上を急坂で通過する。9時42分右から小下沢キャンプ場からの道を合する。丸太の階段道を登りきるとトイレがありその先が景信山頂小屋。黄色のミツマタの花がまだ咲いていた。
 小屋番が臼の用意をしていたので尋ねたら「餅つきは注文があればいつでもやっている」とのこと。師走に何度かここで餅つきをしたことがあるが一年中やっているとは思わなかった。

9:11
景信山小仏登山口

9:57
景信山から南 丹沢方面

10:00
景信小屋前のミツマタの花

10:44
堂所山へは荒れた急坂を登る
 10時山頂からの展望は霞んでいたので写真を2,3枚撮っただけですぐに出発。ここからは人気のコースなのですれ違う人も多くなる。道幅も広く手入れも行き届いている登山道が堂所山直下まで続く。
 木の根がむき出しになった急坂を登ると堂所山(どうどころやま)。ベンチが2台、北側の展望が僅かに開けている。ここで昼食。10時50分~11時5分。
 山頂からの下りも急な坂道だ。尻餅を着かないように腰を落として下る。道は細くなるが迷いそうなところには標識が立っているので迷うことはなさそう。
 関場峠はすぐ下まで林道が来ている。雨が降ったらここからエスケープできる。
 三本松山、大嵐山、ツツジ平、黒ドッケ、杉ノ丸とそれぞれ細かく命名されているがどこも展望もなく平凡だった。
 

10:49
堂所山から北 戸倉三山方面

11:08
 ベンチが2台 堂所山

11:48
ひと気の少ない北高尾山稜

13:31
小下沢キャンプ場の水場
 12時50分狐塚峠通過、そのまま稜線に沿って歩くと一旦北側の林道と合流。道が広くなったのでここで休憩。コーヒーを楽しんでいると急に冷たい風が吹いてきた。午後から天気は下り坂という予報を思い出した。それで八王子城址まで歩くのはやめた。
 13時10分峠まで戻り小下沢方面へ下る細道に従った。ジグザグ道を20分で小下沢のキャンプ場着。沢の対岸に水場があったので湧水を飲んでみた。あまり冷えてはいなかった。
 13時40分キャンプ場発。林道とは言ってもゲートがあるので車は走っていない。30分程歩くと前方に猿の一団。車道を横切る者、樹上の枝から枝へと飛び移る者、どうやらこの一帯は彼らの縄張りらしい。

14:08
樹上の野猿から威嚇される

14:16
梅満開 裏高尾
 しかしわずか2百m程行くと梅園。広い駐車場があったのでここからは人間の領域。都心では桜が満開近し、と言うのにここらはまだ梅が満開だ。ハイキングはここまでとし、撮影タイム。
 野猿、梅、それに列車と被写体はいっぱいある。天気が良ければ最高だったが降られなかったのでよしとしよう。
 日影バス停までそぞろ歩き、15時43分のバスに乗った。その途端雨が降り出した。高尾駅に着く頃にはバスのワイパーは動きっぱなしになっていた。

14:30
電車が来るのを待ってパチリ
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