493 雨巻山 533m 交通 谷和原IC-R294-益子-県道230・297-大川戸林道 単独
2015年2月28日(土) 晴れ
 茨城県境に近い栃木県益子町に属する雨巻山は南に筑波連山、北に八溝山地に挟まれた里山である。交通不便なので東京からは車でしか行けない山域。ハイキングコースは何本もあるが大川戸を基点に周回コースが整備されていることが分かった。
 谷和原までは常磐道を使い国道294号(茨城街道)で益子町経由大川戸の登山口まで110km2時間30分程だった。国道294号は車の流れがいい。北関東道を使うと運転は楽だが遠回りで高速代3千円以上かかってしまう。コストパフォーマンスが悪い。
 9時10分大川戸着。釣堀や食堂のほか登山者用のトイレ・水道のある広い駐車場があった。

 9時25分足尾山を示す方向に進む。釜焼ピザの店の脇を登る。最初だけヌカルミがあったがすぐ乾いた道になった。10分程で小峠。ここは足尾山尾根コースと沢コースとの分岐になっている。丁度沢コースから下山してきた単独者がいたのでコース状態を確認した。
 一旦小さな沢まで下る。右折し沢に沿って進む。清滝への分岐を過ぎ左の沢にすすむ。9時52分沢のヘリに鎖が張ってある。水際を歩くことになる本コース一番のハイライトがここだった。
 沢を離れると山頂まで緩く道となる。10時05分足尾山。ベンチが1つ。隣の御嶽山は20m高いだけだが一旦下ってから登る。
 ちょっとした岩稜を登ると御嶽山。小さなピークを幾つか越えると「峠」。「大峠」とも書いてある。大川戸林道からここへ通じる道がある。10時32分。
 丸太で道を補強した「猪転げ坂」で再び高度を上げると453mピーク。
 11時10分雨巻山。大勢が休んでいたが冷たい風が吹いていたのでそのまま南側の展望台へ向った。丸太の展望塔に登ると筑波山が正面に見えた。展望塔は3人位で一杯になる。大きなテーブルが3台雑木林で囲まれているので風弱く暖かい。ここで昼食とした。

9:25
大川戸登山口 コース案内板がある

イラストマップ拡大
益子町のHPに載っているものと同じ

9:36
小峠 標高258m

9:52
足尾山沢コース

10:02
足尾山

10:45
猪転げ坂(ししころげざか)

11:12
雨巻山山頂

11:15
展望塔から筑波山を望む
 
 11時50分雨巻山頂に戻る。三角点と寒暖計があるのを確認。気温は-1度だった。帰路も小さいピークをいくつか越える。大川戸林道へ下る道が幾つもあったので体調・天候次第でエスケープできるようになっている。
 12時30分三登谷山。北側が開けていた。ここで初めて高原山や那須連山が望めた。
 天気はいいが湿度が高いのか男体山方面は霞んでいる。那須連山は真っ白い雪を被っていたのではっきりと望めた。
 13時04分大川戸林道に降りたつ。そこから2分で駐車場着。
 

12:30
三登谷山から那須連山を望む
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