487 四阿屋山 772m 交通 花園IC-皆野寄居BP-R299-小鹿野・薬師の湯 単独
2014年11月15日(土) 晴れ
 秩父両神山塊の東端に位置する四阿屋山に登る。春はフクジュソウ、セツブンソウ、ツツジなどの花の山で山腹は園地になっている。今は秋、紅葉狩りハイクである。
 道の駅「両神温泉薬師の湯」は小鹿野町営バスのターミナルにもなっていた。両神山登山の日向大谷や白井差行きのバスはここから出ている。
 道の駅には大きな観光案内板のほか無料休憩所内には無料の地図が置いてあった。それによると奥社までは里山ハイクで地図にはない歩道が縦横にあることがわかった。山の南側には鎖場の連続する「つつじ新道」があるがそれは自粛して東側の「薬師コース~鳥居山コース」を歩くことにした。

 8時45分、道の駅の左奥、バスターミナルの先の舗装道路を歩くと、3分で「薬師コース」の案内板があった。「熊出没」の注意書きもあったので熊鈴を着けた。いきなり丸太の階段道になる。蜘蛛の糸が頭上に何本もあったので今日はまだだれもここを歩いていないことが分かる。
 9時15分一旦車道に出る。左手に駐車場とトイレがありここまではマイカーで来られるらしい。9時30分南面の開けた展望休憩舎で武甲山の景色を楽しむ。
 再び急な階段道になる。両側はスギ・ヒノキの植林に変わる。
 10時両神神社奥社。社の脇を抜けると正面は「急坂につき登山禁止」の看板。左に緩やかに下る道がありやがてそれは鎖の張った丸太道に変わる。

8:45
道の駅「両神温泉薬師の湯」

ここは両神国民休養地
各所にこのような案内板があった

9:29
南に武甲山が見えてきた

9:39
展望休憩舎からの景色

10:02
両神神社奥社

10:13
この先がつつじ新道
 10時13分小尾根に出る。左からつつじ新道が合流。この道は「初級者通行止」となっている。頂上へは右の鎖の岩場を一登り。10時20分山頂着。
 写真を撮っているとガサガサと物音。腰の熊鈴を鳴らす。空耳ではなく何かが近づいてくる気配。鈴を激しく鳴らす。北側から呼吸音が……
 それは2匹のラブラドールだった。アンテナを2本首輪に付けていたので何かの調査のためなのだろう。この犬は人間には危害を加えない。ホットする。どうやら奥社の先の登山禁止の「道」を通ってここに来たようだ。しかし犬だけが現れ人間は来そうもなかった。

10:19
山頂から両神山遠望

10:20
狭い山頂

10:29
突然の猟犬2匹
一瞬驚いた


11:00
鉄塔から 二子山と父不見山
 来た道を戻り奥社から北に「鳥居山コース」を辿る。この辺りから何組かのハイカーとすれ違った。
 11時開けた鉄塔の下で休憩。無線で「頂上…戻れ」などと話している人がいたので尋ねると山頂の犬の飼い主だった。首輪にはGPSの発信機のほかマイクも付いていると言う。
 「山頂で誰かと話していた」
 ⇒それって私のことです。
 「女の人の声が聞こえた」
 ⇒岩場ですれ違った若い男女2人組。
 こんなやり取りをした。彼は猟銃を肩に担いで出発して行った。これから猟をするのだろうか?
 私は展望を楽しみながら昼食タイム。12時、中国風の門のある鳥居山コース登山口着。

11:49
鳥居山ハイキングコース

11:59
鳥居山コースは左の石垣の上


小鹿野町散策

紅葉まっさかり

両神神社

法養寺薬師堂 山門

絵馬は  別称目薬師

丸神の滝 日本の滝百選になっている
 (見えているのは3段目50m部分)

1段目12mと2段目14mはここからは見えない

展望台に登ると見える滝全景
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