482 高山 1668m 交通 北千住-東武線-東武日光-バス-竜頭の滝(往き)
光徳入口-バス-東武日光-東武線-北千住(帰り)
3人
2014年9月14日(日) 晴れ
 日光の高山に登る。標高1667.5mとは言え登山口との高度差は370m程しかない。それで戦場ヶ原散策をプラスして5時間のコースにしてみた。奥日光と言えば7月27日に男体山に登っている。そのときは雷雨に遭い、8合目の避難小屋に避難しそのまま撤退だった。今日は天気予報は一日晴れ。紅葉にはまだ早いので人出も少なく静かなハイキングが楽しめるだろうと予測したが・・・。
  北千住発6時31分の快速は意外にも混んでいた。ホームで待っていた最後尾の人たちは座席に座れず終点の日光駅まで立ちっ放し。東武日光線でこんな体験は久しぶりだ。
 竜頭の滝バス停で下車し、まず滝見物。トイレを済ませ9時55分出発。国道を横切り「臨時駐車場」の看板のある舗装路に進む。
 登山用の標識が見つからないのでチョッと心配したが10分程歩くと「千手ヶ浜・西ノ湖」の標識があり右手の森の中にフミアトがあった。
 湖岸沿いの遊歩道とはいえ小さなアップダウンがいくつがあり路面が崩壊しているところもあった。
 11時20分熊窪着。ここからは湖岸を離れ沢沿いの緩い登りになった。あたり一面、白い花が咲いていたが花の名がわからない。戦場ヶ原の北側にも同じ花が群生していたので帰宅後調べたら「ミヤマヨメナ」のようだ。ただ花・葉の形は同じに見えたが図鑑によると花期が5、6月でせいぜい7月までの花らしい。標高1400mの寒冷地なので9月でも咲く、ということか?
 12時ちょうど熊窪分岐。一休みして最後の登り。登山道は2箇所鋭角に曲がるようになっている。先頭はるか前を歩いていたはずのKさんの姿がみえなくなった。さっさと先に登って行ったのか、それとも鋭角に曲がるところを直進してしまったのか?
   下山してきたグループに尋ねたが「オンナ ヒトリ? 1時間30分くらい前に会ったよ」とのこと。顔は日本人のように見えたが言葉は片言だった。あまり当てにはならない。しばらく登り若い二人連れに出会ったので再び聞いてみた。「女性の単独者とは会わなかった」とのこと。
 こりゃ大変だ。山頂まであと5分くらい、山頂から熊窪分岐まで戻り戦場ヶ原まで行く予定だったのでもし山頂にいなかったらすぐ戻り迷いそうなところを探さなくてはならない。
 12時30分山頂着。展望はない。そしてKさんの姿はなかった。でも3分遅れで同じ道を登ってきた。話を聞くと2つ目の鋭角を直進してしまったらしい。途中でおかしいと気付き引返してきたのだという。改めて3人揃って休憩した。12時55分出発。

9:51
まず竜頭の滝を見物

10:36
中禅寺湖遊歩道を歩く

11:02
湖岸で遊ぶ家族連れ

12:01
白い花が咲き乱れ

花びらが10枚 ギザギザのある細い葉
『ミヤマヨメナ』か?

12:32
展望のない山頂

13:45
気分の良い白樺林と笹原を行く

14:30
小田代原の『貴婦人』(中央のシラカバの木)

15:11
水の綺麗な泉門池 後ろは男体山

15:14
戦場ヶ原の木道を歩く
 下りながら間違えたと思われる個所を確認。確かにうすいフミアトがあったので下向いて歩いていると直進してしまうかも知れない。
 小田代原を散策し戦場ヶ原の横切り光徳入口のバス停に着いたのが15時40分。バスは16時01分発。そのあとが16時16分。丁度いい塩梅だ、と思った。
 
 15時50分頃下りのバスが通過。このバスが終点湯元で折り返して来るのだろう。しかし10分待っても20分待ってもバスは来ない。16時30分過ぎてやっと来た。「客が少ないので間引き運転したな、陸運局に訴えてやる」などとは顔には出さず運転手に事情を聞いた。彼はすまなそうに「いろは坂が渋滞して12時に日光駅を出て湯元で5分休憩しただけで折り返してるんです」
 40分前にこのバスが反対車線を走っているのを目撃しているので運転手の話には納得出来なかったが湯元から乗ってきた乗客の「バスに乗るのに2時間待ちました」という話を聞き、渋滞でバスダイヤが大幅に乱れているのは本当らしいとわかった。紅葉シーズンにはまだ早いのですいているだろうという見込みは見事にハズレ。
 結局2時間かかって日光駅に着いた時には快速列車はすでに終わり、残りの3本の特急列車の切符は全て売り切れ。しかたなく19時06分発の各駅停車で新栃木、南栗橋と2回乗換え、北千住着21時35分となりました。
 日光ケッコウもう結構。
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