447 三本槍岳1917m 交通 JR宇都宮線黒磯駅−バス−山麓駅 2人
2012年10月14日(日) 晴れ
 紅葉狩りで那須連峰に行く。紅葉シーズンまっさかり、車の渋滞を考慮して電車利用にした。
 6時20分東京駅発「やまびこ201号」乗車、大宮でKさんと合流。那須塩原で乗換え1駅で黒磯駅着7時32分。新幹線を使うと1時間チョッとで那須高原入口まで行ける。山麓行きバスは8時15分、2台にて出発。発車時は空席があったが大丸温泉でマイカー客がドドッと乗り込んできて超満員。ロープウェー山麓駅先の県営駐車場はすでに満車なの大丸温泉からバスを利用するというわけだ。
 大丸温泉から山麓駅まで歩道なら0.7km、車道は1.4km。道路の両側は路上駐車の列なのでバスはノロノロ運転、歩いたほうが早い。いったいいつ着くのだろう、とイライラしたが10分程度の遅れで9時20分に山麓駅に着いた。トイレを借りるために駅舎に入ったがロープウェー待ちの長蛇の列だった。聞くと1時間待ちとのことだった。
那須岳行程図
 9時30分山麓駅前出発。遊歩道を15分歩くと峠の茶屋でその先に那須岳登山口、「山の神」の鳥居をくぐる。すでに下山してくる人の列が続いている。15分程で樹林帯が終わり岩のゴロゴロした幅広い道に変わる。直射日光が当たるが気温が低いので汗はあまり出ない。右手の朝日岳の山肌が色づいている。傾斜の緩い快適な歩行である。
 10時20分峰の茶屋着。新しい避難小屋が建っていた。前回ここに来たのは15年も前のこと。小屋が新しくなっていてもおかしくはない。茶臼岳北面からは相変わらず白い煙が上がっている。
 大勢の登山者が休んでいたが冷たい西風が吹きつけていたので写真を撮ってすぐ出発した。
 ここから道幅が狭まり対向者すれ違うたびに立ち止まるようになる。11時ちょうど鎖場が終わり熊見曽根分岐の鞍部である。朝日岳のピークまでアリの行列が続いているのが見える。一応ピークを踏んでおこうと思い寄り道した。
那須ロープウェー山麓駅
9:27
秋晴れ 那須ロープウェー
登山口
9:45
峠の茶屋先の那須岳登山口
紅葉の剣ヶ峰
9:58
朝日岳南斜面
茶臼岳
10:00
岩だらけの登山道
 11時10分朝日岳に着いたが山頂は狭くて混んでいたのですぐ下山。鞍部まで戻り少し歩いた所で同じ山の会の3人組とすれ違う。前日三斗温泉小屋に泊まり今三本槍から戻ってきたところだ。道が混んでいて邪魔になるので立ち話もそこそこにすぐ分かれた。
 清水平まで土質が赤土に変わり霜解けでぬかるんでいた。ストックを突いて尻餅をつかないよう慎重に急坂を下った。清水平の湿原は木道で保護されていたが今にも壊れそうな木道だった。ベンチが空いていたのでランチタイムにした。
 食事を終え12時ちょうどに出発。いままで青空だったのに薄い雲が広がってきた。お昼を過ぎるとこれから登る人より下る人のほうが多くなる。山頂手前の下り坂の狭い道で最後の団体40人位とすれ違う。我々より一廻りは年上の年配者の集団だった。
峰の茶屋
10:22
噴煙上げる茶臼岳北面
渋滞中
10:48
朝日岳への道 数珠繋ぎ
朝日岳への道
11:05
三倉山遠望
朝日岳山頂
11:08
朝日岳山頂 渋滞中
清水平
12:00
トンガリ帽子の朝日岳 清水平にて
三本槍山頂
12:39
三本槍岳
 12時35分団体が去っても三本槍の頂上はまだ人で一杯だった。尖がった須立山や二岐山など近くの山は展望出来たが会津方面は雲がかかり、さっき朝日岳山頂から見えていた流石山〜三倉山は雲の中だった。寒さは感じなかったのでしばらく山頂に留まって中腹の紅葉を眺めていた。
 まったりした時間を過ごし13時下山開始。清水平手前の分岐を左に緩く登り返し展望の開けた中ノ大倉尾根を下る。先ほどは小ピークにしか見えなかった朝日岳だがこちらからは鋭く尖った山に見える。足元は緑と赤のまだら模様。紅葉というより冬枯れの赤茶色に近い。
 滑りやすい砂礫の道だが滑落防止用に菱形状の針金が数百mにわたり張り巡らせてあった。赤面山の分岐を過ぎるとブナ林になる。道も軟らかい腐葉土に覆われていて歩き易い。ブナの黄葉はまだ早かった。
 北温泉15時着。黒塗りのいかにも山奥の秘湯という風情の建物があった。想像していたより大きな温泉宿だった。
那須連峰
12:44
三本槍岳山頂から那須連山
中の大倉尾根
13:43
紅葉真っ盛り 中ノ大倉尾根
ブナ林
14:07
中腹のブナ林 黄葉はこれから
北温泉建屋
15:02
北温泉 共同浴場
 北温泉(700円)は古くからの湯治場のようで幾つかの浴室があった。案内されたのは「天狗の湯」混浴、といっても男女別の浴室が他にあるので女性が入ってくるわけもなし。廊下の突き当たりが脱衣場でその先の扉の外側が打たせ湯と家族風呂になっていた。男どもが着替えている脇を女性が通る、という妙なレイアウト。
 秘湯といっても駐車場までは4百mほどの距離。車で来る一般観光客のほうがはるかに多かった。風呂に入ってさっぱりしたが「北温泉バス停」まで千四百mも登り坂を歩かなければならなかったのでまた一汗かくはめになった。

 
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