445 焼石岳1548m 交通 須川温泉−国道342−国道397−つぶ沼園地 単独
2012年8月15日(水) 晴れ/曇り
 地元では焼石連峰と称されている焼石岳は長大な尾根を東西南北に張り出している。未舗装の林道を数キロ走り山懐深く走ると「中沼登山口」がある。もともと連日の大雨で林道の状態が悪い上に登山案内書に「4輪駆動車が望ましい」などと書かれていたので国道から直接登れる「つぶ沼コース」を使うことにした。私の車はダートコース走行には不向きだから。
 国道397号は秋田県側からだとヘアピンカーブの連続だが岩手県の水沢(奥州市)からだと建設中の胆沢ダムのお陰で新道が造られて走りやすくなっている。栗駒山からの移動だったので秋田県側から入ったが水沼からだと約20km25分でつぶ沼園地に着ける。
 「つぶ沼コース」は国道397号の新道と旧道の分岐点にある。旧道側を南に100m位進むと広い駐車場とトイレがあった。近くにキャンプ場もあるので人声が聞こえてくるが誰もいない登山者用の駐車場を一人占め。満天の星、久しぶりに天の川を見た。明日は晴れると確信
焼石岳地図
 アズマ屋で朝食している間に3,4台車が到着。今日「つぶ沼コース」を往復するのはこの人たちだけとあとで分かった。彼らに遅れて6時30分出発。
 取り付けの急な階段を登るとあとは旧来の歩きやすい道になる。30分程歩くと道が2つに分かれる。標識があったがどっちの道を指しているのかあいまい。先行する2名は右の道を登って行ったが私は道幅の広い左の道を行く。左の方が踏まれているがヌカルミが多かった。右の旧道は尾根沿いでヌカルミはなかったが笹が生い茂って倒木もある。帰路に旧道を歩いて分かった。この旧道はそのうち廃道になる運命。
 7時30分金山沢を渡る(つぶ沼から1.8km)。ここから姥石平まで水場は豊富にある。8時15分「石沼」の大きな標識がある。(つぶ沼3.6km)足下に石沼が見えているが沼に下りる遊歩道は土砂崩れで壊れかかっていた。
 小さいピークを越えると木道が多くなる。しばらく傾斜のない道が続いた。

つぶ沼駐車場
6:27
広い駐車場 夜中に一人は怖〜ィ
つぶ沼登山口
6:31
国道脇のつぶ沼登山口
石沼
8:26
石沼を見下ろす
湿原
9:07
花が散見されるようになる
 9時「中沼コース」との合流点。林道が山奥まで通じていて最短で登れる中沼コースの方が利用されている。銀明水までの間に中沼から登ってきた数組に追い越される。鬱蒼とした原生林は終わり所々小さい花畑が現れる。
 9時25分銀明水、重いヒシャクで水を汲みだすようになっていた。たっぷり水を飲んで9時40分出発。避難小屋が沢の東側にあったが頂上へは西側の斜面を登っていく。あたりは急に花で賑やかになった。5分程で明るい草原に飛び出した。沢の源流部にはまだ雪が残っていた。
 9時55分沢の源流部が土砂崩れで木道が沢に落ちていた。赤テープで草地を迂回するようになっていた。
銀明水
9:25
銀明水
銀明水避難小屋
9:46
銀明水避難小屋
雪渓
9:51
雪渓の残り雪と花畑
崩壊地
9:57
登山道崩落地 右の草地が迂回路
夏雲湧く
11:08
南隣の横岳
山頂直下の花畑
11:12
山頂付近は雲が取れていた
 やがて大きな石がゴロゴロした沢の中を歩くようになる。ガスが濃くなり前方に山頂があるはずなのだが見えない。10時45分姥石平、辺り一面の花畑である。小休止して歩き出すとすぐ「泉水沼」の標識があった。
 11時8分ひと登りで横岳との鞍部、山頂まで0.5kmの地点。雲が一気に流れ青空になった。焼石岳山頂11時25分着。
 山頂には11時50分までいたが鳥海山や岩手山など遠方の山は霞んで見えなかった。
 12時10分泉水沼のベンチまで下り焼石岳山頂をボーっと眺めてから下山開始。歩き始めて途端にガスに包まれた。今日は標高1200mから1400m位は常に雲が滞留していたようだ。15時50分つぶ沼着。下界は晴れていた。
山頂
11:24
焼石岳山頂

11:26
西側 焼石岳西のピーク

11:26
北西側 県界尾根
 

11:49
北側 南本内岳
 

11:59
山頂から泉水沼を見下ろす
 
泉水沼
12:09
泉水沼のほとり

濃い青い色の
アジサイ

トウゲブキ

シラネニンジン

ツリガネニンジン

ヒオウギアヤメ

ミヤマキンパイ

ハクサンイチゲ

ハクサンフウロ

 下山後は建設中の胆沢ダムの直ぐ下の「ひめかゆ」温泉(400円)へ。谷底にひっそりたたずむ公営の温泉場だが水沢からの路線バスが通っているので地元では有名な温泉地なのだろう。
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