438 | 秩父御岳山 1080m | 交通 | 池袋−西武池袋線・秩父鉄道−三峰口駅 | 単独 |
2012年3月11日(日) 雨/雪 |
雪見山行で秩父の御岳山に行ってきました。電車利用なので山登り、温泉、生ビール付きです。 落合からのコースが崩落のため通行止めになっているので秩父鉄道三峰口駅から贄川宿〜山頂〜杉ノ峠〜落合のコースにしました。無雪期ならただ汗かくだけのハイキングですが今ならスノーハイキングが楽しめそう。 西武池袋7時5分発快速急行三峰口・長瀞行に乗車。今日は大震災の1周忌でもある、天気も悪い。そのせいが乗客は少なく四人掛けのボックスシート独り占め。三峰口駅で降りたのは10人ほど。雨が降りだしたので5,6人は改札をくぐったのに引返してしまいました。「長瀞行きに乗るつもりが間違って三峰口に乗ってしまった」、と言うことで料金を再精算してもらっていました。この列車前4両が長瀞行き、後ろ4両が三峰口行き。横瀬駅で切り離される。三峰口駅はまだ磁気カードが使えないので駅員の裁量次第で料金が免除? |
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普寛神社境内の案内板より (拡大図) |
9時25分雨具を着けて出発。熊倉山方面に行った人を除いては右方向に歩くのは私一人。橋を渡り国道を右折し贄川宿へ通じる旧道へ進む。9時40分自販機と公衆トイレのある贄川コース登山口。携帯から登山計画書が出せるようになっている。 しばらくお墓の中を通る。標識は完備しているが間違えると個人の墓に行き当たってしまう!いきなり急坂なので息が切れる。右手に傘、左手にストック。寒いと思って厚着をしているので大汗をかいた。 9時55分鉄塔のある一番高岩(いちばんたかや)。三峰口駅の集落が見下ろせた。10時20分二番高岩を過ぎ傾斜がゆるくなったところで傘をしまう。時々薄日が差すようになってきた。一旦下り坂になり急傾斜は終わる。道が尾根の北側を巻くようになって雪が現れた。昨日東京でも雪が降ったがその前からの残雪のようだ。 |
10時50分道は尾根の南側になったが積雪は多くなる一方。靴跡がくっきり残っていて4本6本などのアイゼン跡から少なくとも3人以上の先行者がいるようだ。 11時20分タツミチという尾根に上がり、右に猪狩山と書いてある標識あり。道はヤセ尾根となり頂上直下は深雪の急傾斜。フミアトがあったのでもぐることはなかった。何とかノーアイゼンで登った。 麓から打ち上げ花火の音、時計を見ると12時、そういえば11時の時も鳴っていた。いつも鳴っているのかな〜。深雪と格闘しているのに不思議な気分。雪がなければただの里山。もっとノンビリ歩けるハズのところだ。帰路に使う強石コース分岐通過。 |
今日は3・11大震災の日 そのせいか電車はガラガラ |
9:37 秩父往還 贄川宿 |
9:56 一番高岩からの三峰口集落 |
10:52 740m付近のスギ木立 |
11:15 雪が深くなった820m付近 |
11:20 タツミチ分岐 |
12:02 強石コース分岐 |
12:06 秩父御岳山頂 |
右前方から人の声が聞こえてきた。12時5分山頂。意外と狭い。360度の展望は勿論ない。小雪が舞ってはいたが風がないのでそれ程寒さは感じなかった。 先行者は男女5人でまだ着いたばかりのようだ。車を三峰口駅において来たので往路を下山する、トレースがなかったので道を何度か間違えそうになったとのこと。このコースは直角に左折する箇所が3箇所もあり仕事道もある。意外と複雑な地形だ。 彼らのトレースのお陰で私はすんなり山頂に着けたわけだ。もし他に入山者がいなかったら自分ひとりでトレースを付けながら山頂まで来なければならなかった。果たして一人でそこまでできただろうか? |
12:46 強石コースを下山 |
13:28 御岳山遠望 |
14:01 右の地図にない林道から下山 |
14:41 普寛神社に参拝 |
帰路は強石コースを杉ノ峠まで下り、落合へと下った。地図にない仕事道や林道があったが「落合」を示す標識に助けられ普寛神社着14時40分。 神社に参拝し徒歩5分の「道の駅大滝温泉 遊湯館」(600円)へ。ビールで一人乾杯。外は本格的な雨になっていました。16時15分の西武秩父駅行きの急行バスは時刻表より早く16時55分秩父駅に着きました。17時25分発「秩父38号」もガラガラでした。 |