436 | 北横岳 2480m | 交通 | 中央道諏訪IC−ビーナスライン−ピラタス蓼科 | 単独 |
2012年1月28日(土) 晴れ |
冬の八ヶ岳は電車で行くことが多い。車がノーマルタイヤなのでチェーン装着などという作業が面倒だからだ。だから今回はチェーンを巻く練習を兼ねての山行である。 八ヶ岳記録 6時成田空港へ行く妻を京成青砥駅で降ろし、代官町から首都高に乗る。今年から首都高の料金が距離制になったので使う入口によって料金が違う。なるべく使わないことに越したことはない。8時45分中央道甲府南あたりを走行中、ラジオで震度5弱の地震があったとの放送を聞く。走行中だったので気付かなかったが震源地はすぐ近くの河口湖だ。東日本大震災以降常に地震の影響を考えるようになった。雪崩、落石、道路崩壊・・・ 須玉までは晴れていたが小雪が舞いだした。県境を過ぎ諏訪に入るとまた晴れてきた。道路に雪はなかったが蓼科湖からは雪道になりピラタス蓼科まであと5kmと言うところでチェーンを巻いた。 |
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スキー場の駐車場の脇の登山口にはトレースが付いていたのでワカンは車内に残置して10時40分出発。ちょうどツアー登山のバスが来ていたが皆ロープウェー駅に向っていった。時刻が遅いからか今から歩いて山頂まで行く人はいないようだ。山頂駅まで歩けば2時間、乗れば10分。山頂まで下山者数人会っただけの静かな歩きが出来た。12時40分山頂駅前着。 山頂駅から坪庭にかけてスキー客、観光客などで一杯。トレースがしっかり踏み固められて先程よりは歩きやすくなった。ここで腹ごしらえしてアイゼン着けて12時55分再出発。 北横岳ヒュッテ前には登山者が大勢休憩していた。ほとんどすでに北横岳から下山してきた人たちだった。小屋の寒暖計は−11度をさしていた。 |
ヒュッテから20分程で北横岳の南峰に着いた。途端に冷たい強風が吹き付けてきた。体感温度が一気に下がる。雪雲で展望なし。そのまま写真を撮るために北峰まで行ったが近くにある蓼科山もガスって見えなかった。14時10分。手が冷えてかじかんで来たのですぐ下山することにした。 北横岳ヒュッテを過ぎ、手のしびれは収まったので三ツ岳まで往復することにしたした。指呼の間だったが歩く人があまりいないので雪は深かった。三ツ岳からは縞枯山の左にチョッとだけ天狗岳が見えた。 往路を戻り15時55分山頂駅着。最終の便がまもなく発車するとのアナウンスが聞こえてきた。 16時55分雲が取れて南八ヶ岳や南アを見ながらの下山終了。ちょうど茅野駅行き最終バスが出るところだった。日没直前の夕日が赤く輝いていた。 |
11:03 午前中は青い空に白い雲だった |
11:22 ゲレンデ横断箇所 |
12:35 山頂駅前 |
13:29 上空には雪雲がかかってきた |
14:08 強風の下の北横岳山頂 |
14:29 北横岳ヒュッテ |
14:54 三ツ岳から縞枯山方面 |
16:46 雲が取れて穏やかな夕暮れ |
16:47 南ア方面に沈む夕日 |
南八ヶ岳遠望 |
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タイヤチェーンを巻くのは15年ぶりだった。FF車だからジャッキアップはしないですむがそれでも作業に20分もかかった。山歩きよりも充分に疲れた。でもいい体験になった。これで冬でも車を利用すれば日帰りで八ヶ岳に行ける!? |