421 加波山 709m 交通 常磐道土浦北−R125・県道14・41−花の入公園 単独
2011年5月22日(日) 晴のち雨
 東日本大震災発生で中断してた山歩き、足慣らしのつもりで筑波山の北にある加波山に行った。加波山といえば1988年に西麓の加波山神社本宮から登って以来である。雨引山から加波山まで縦走するつもりだったので中間地点の「花の入公園」に車を置くことにした。
 7時自宅発、常磐道土浦北ICから国道125号〜県道14号を走る。筑波参道への道を右に分け道なりに北上すると道は県道41号になる。ツールド筑波という自転車レースがあるらしく大勢が練習で走っていた。集団を避けながらの徐行運転。
 加波山神社本宮の入口の看板を過ぎてなお2km程走ると右に「花の入公園」のピンク色の看板を見つけた。平成11年に整備された公園で思ったより大きかった。

 9時15分出発。県道まで戻り最初の信号機を北に進む。雷神社の脇に寛政四年の石碑がありこの道が古い街道筋だと分かる。車道は暑いので山際の小道を進むと再び車道にでる。
 9時50分『関東ふれあいの道』の道標が立っていた。雨引神社へは県道を左からでも行けそうだったが右に行くことにした。遠回りの県道を避けて左の小道に入ったらヒノキ林の中で道が消えてしまった。戻るのもシャクだから強引に藪漕ぎしてしまった。10分程だったが小枝でズボンが破れ汗拭き用のスカーフを紛失したりしてえらく疲れた。
 県道に這い出て左に5分程進むと『千勝神社〜雨引観音間は倒木多く通行困難』との注意書きがあった。地図に道はあったがここは県道利用で雨引観音まで行くのが正解のようだ。
 10時10分雨引神社には大勢の参拝客が車で上がってきていた。「子育て、安産」にご利益があるとかでお宮参りの家族連れが多い。参拝客に交じり休憩。たっぷり水分を摂った。
 10時40分神社の裏手から雨引山に向う。「関東ふれあいの道」なので数百mおきに標識があり、もう地図を見て歩く必要はなくなった。


9:14
スタートは花の入公園

9:41
田植え真っ最中 雨引街道 燕山

10:17
山門をくぐって雨引観音へ

12:48
関東ふれあいの道
 雨引山から大勢のハイカーが下山してくるので尋ねると「今日はJR主催の『駅からハイキング』の日でJR水戸線岩瀬駅から6km歩いてる」とのこと。
 11時10分雨引山409m。霞んでカメラには写らなかったが燕山から筑波山まで見渡せた。11時20分元来た道を峠まで戻り加波山まで6,5km縦走する。ここからはもう人がいない。普通のハイカーが一人、トレランが二人、燕山手前でモトクロスバイクの四人、出会ったのはそれだけ。
 13時15分丸太の階段を登りきると燕山。山頂から少し行くとあずまやがあった。天気予報では午後から雨なのでここで最後の休憩。TV電波塔があり林道が上がってきている。

13:12
木立に囲まれた燕山701m

13:29
名残のヤマツツジ

13:40
加波山神社 大天狗が左の柱に

13:48
まだ雨は降っていなかった
 加波山まで1,4kmとあったが林道を緩く下ったら加波山神社だった。13時40分。神社脇の石段を一登りで奥の宮、大岩のある本宮が山頂だろうか。よく分からず先に進むと無人の社務所に出た。ここで急に雨が降ってきた。
 14時軒下で身支度を整え里宮に下る参道を下山。古い石畳の参道は5分程で林道によって分断されている。林道を右に30分ほど歩くと左側に「一枚岩・花の入公園 沢コース」の標識があった。
 雨なのに沢コースを下山するのはどうかと思ったが予定通りに下った。本日唯一の難路だった。ナメ床の沢の渡渉点にはトラロープが架かっていたがロープに頼りすぎたのか結局足をすくわれた。
 15時やっと林道に出た。15時30分花の入公園着。濡れた衣服をトイレで着替えた。こういう時トイレがあると助かる。

13:56
山頂の社務所で雨宿り


14:48
ナメ沢(一枚岩)を渡渉した

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