418 天狗岳 2646m 交通 新宿-JR-茅野−バス−奥蓼科 単独
2011年1月9日(日)〜10日(月)
 冬になるとつい行きたくなる八ヶ岳
 今回は黒百合ヒュッテに泊まり天狗岳から北横岳まで縦走することにしたが…
9日 新宿8時発あずさ5号、JR新宿駅で切符を買おうとしたら駅員から「指定席ありますよ」と言われたので多分ガラガラなんだなと分かった。それで自由席特急券だけ買って乗車。自由席二人分占領してノンビリ茅野着10時6分。奥蓼科温泉行10時25分のバスもガラガラ。今どき電車とバスを乗り継いで山登りするのは少数派?それとも3連休の谷間だからかな?
 渋温泉を11時40分に出発、2時間ちょうどで黒百合ヒュッテ着。曇ってはいたが雪は降っていなかった。小屋の玄関前にある寒暖計は−9.5度。小屋には入らずそのまま東天狗岳へ向った。森林限界を越えると強風の洗礼。この山はいつも風が強いが今回が一番のような気がする。
 風でフミアトが消えかかっているところもあったので下山する時のことを思うとちょっと心配になる。というのも雪で岩の隙間が埋まっているので夏と違ってどこでも歩ける。だから時々本来のコースから外れて歩いてしまった。霜が凍りついて曇ったゴーグルをしているのでその間違いに気付くのが遅れる、そんなことを繰り返したからだ。東側には雪庇もある。

 15時20分東天狗岳着。この時間もう誰もいない。展望ゼロなので写真だけ撮ってすぐ下山するつもり。
 しかし寒さに弱いデジカメはシャッターが下りない。息を吹きかけて1枚、予備のカメラに替えたが2枚計3枚撮れただけ。カメラは保温用の携帯カイロに包んでおいたがカイロが冷たくなって用をなさなかった。そんなこんなで10分費やしてしまった。しかも歩き出してすぐ左足のアイゼンが脱げてしまった。古い2本締めなので装着するのにまた時間を食った。時刻は4時近い。チョッと焦った。
 しかし帰りはゴーグルをつけないですんだので視界が良くなった。尾根通しに設置してある夏用の緑ロープを見落とすことなく無事下山。16時30分黒百合ヒュッテ着。

12:30
八方台分岐 薄日が差していた

13:45
黒百合ヒュッテ前着

14:15
森林限界を越え強風帯に出る

15:10
ゴーグルが凍って足元が見えにくい

15:22
もうだれもいない山頂

15:29
なんとか1枚撮った
10日 明け方の気温−16.6度、満天の星が出ていたが夜中に新雪が10cmほど積もっていた。絶好の雪山日和。今日天狗岳に登ればよかった。
 今日は縞枯山から北横岳まで歩くつもりだったので6時45分小屋を出発した。
 7時12分中山峠の展望台に着くと大きなカメラを持った人たちが4,5人いた。フミアトはそこまでで終わり。誰もいない真っ白な雪の中を歩く♪♪。天狗岳、秩父連山を背に気持ちの良い雪道歩行になる。
 フミアトがなくても雪のわずかなクボミは見分けられるので問題はなかった、中山の先の展望台までは。
 

6:44
ヒュッテ出発 新雪10cm位積もる

6:53
積もった雪で重そうな樹木

6:57
中山峠で御来光 ラッキー!

7:12
中山峠展望台より

7:38
雪で埋まった登山道 もうすぐ中山展望台

7:44
中山展望台から中央アルプス

8:01
浅間山遠望 

8:01
蓼科山と北横岳

8:10
雲海の先に秩父連山

8:10
昨日とはまるっきり違う景観になった
 7時44分雪のモンスターの間をすり抜けると今まで見えなかった西側の展望が開ける。中山の展望台と呼ばれているところだ。中央アルプス、乗鞍岳、北アルプス、浅間山等々見渡せた。
 さて展望台から先は強風で積雪が波状に風紋化した状態。真北に向って歩き出したがどこを歩いてもすぐ腰までもぐってしまう。4年前の時は複数の薄いフミアトを見つけ何とが樹林帯の中のルートに行き着いた。今回は単独だしワカンも持ってきていないので深雪にギブアップ。あきらめて往路を戻ることにした。
 まもなく後続のパーティが数組登ってきたが雪の状態を説明すると皆さん素直に引き返していった。

 渋温泉につかりビールを1本飲んで11時35分発のバスで帰路についた。時間が早かったので帰りの電車もすいていた。
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