412 | 武尊山 2158m | 交通 | 関越道沼田IC−花咲−オグナほたかスキー場 | 9名 |
2010年10月24日(日) 曇り |
武尊山といえば4年前北西にあたる裏見の滝の方から往復している。今回は反対に南東方向のオグナほたかスキー場からの往復だ。前武尊から武尊山(沖武尊)まで幾つかのアップダウンがあってちょっとした縦走気分を楽しめるコースになっている。 | |||
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7時50分オグナほだかスキー場の第一駐車場に集合。シーズンオフのスキー場、リフトは動いていない。 8時出発。同じ山の会の会員とはいえ今回初めてお目にかかる人もいる。年齢は28歳〜67歳まで幅広く体力の程も良く分からないのでチョッと不安である。 初めは紅葉の始まった雑木林の中の気持ちのいい山道だったが20分程でスキー場内の舗装路歩きになる。コンクリートの味気ない車道を40分も歩くことになる。しかし振向くと日光白根山や先月失敗した錫ヶ岳など展望は楽しめた。 9時やっと車道が終わる。車両通行止めのはずだったが車が何台か止まっていた。他県ナンバーだったので『地元の民宿に止まればここまで車OK』なんてサービスがあるのかも? |
8:31 スキー場内 真後ろは日光白根山 |
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8:44 紅葉というよりも枯れ野かな |
スキー場の最上部ゲレンデを左側から丸太の階段を登りきるといよいよ急登が始まる。9時25分尾根筋に達し左から川場からの道を合する。燧ケ岳、皇海山、から富士山、浅間山まで見えてきた。曇っているが視程が良いのである。昨日の戸神山は晴れてはいたが霞んで展望が悪かったのとは好対照だ。 10時巨大な日本武尊像のある前武尊山2040m。足の速い先行部隊はすでに出発するところだった。朝、食事当番が作ってくれたサンドウィッチをいただく。 10時15分食事が済んだ頃後続隊が追いついてきた。Hさんはスキー場まででリターンとのことで2人だけだった。先行6名後続2名、中間が私という配列だ。 |
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9:35 前武尊の手前で 赤城山 遥かに富士山 |
10:20 奇妙な形の剣ヶ峰(左) |
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頂上部が禿げた剣ヶ峰2083mは東側を巻くようになっているが地を這う根曲りダケで滑りやすかった。剣ヶ峰の先で岩稜を直登するコースと西側を巻くコースに分かれる。ちょうど岩稜を下ってくるパーティのために道を空けていた先行隊とそこで追いついた。 私とKさんは左の巻き道をそれ以外の人は直登コースを通った。合流地点に着くと誰もいなかったので「オーイ」と叫んだら前方からAさんが後ろからUさんの返事が聞こえた。それで巻き道の方が時間的には早いということが分かった。 今日のリーダーは私なのでAさんに追いつこうと急いだが追いつくどころかすぐUさんに追い越されてしまった。彼女は谷川岳馬蹄形を日帰りで走破し翌日に白毛門沢から白毛門山に登った猛者だ。かなう筈がない。 |
10:34 岩稜直登コースと巻き道の分岐 |
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11:07 尖った剣ヶ峰の先は赤城山 |
その直後のことだ。右足ふくらはぎが攣ってしまった。前日の戸神山の時にその予兆はあった。こむら返りのような痛みが走りしばらくだましだまし歩いた。同じ道の往復なので駄目なら途中で引返そうと思った。心配してKさんが同行してくれた。先行5名、後続2名、中間が2名の配列となった。 まもなくヤセ尾根になり今まで見えなかった西側も含め360度の展望を得られた。前方にはこれから登る中の岳から沖武尊への緑の稜線広がり足の痛みさえなければご機嫌なロケーションだ。 11時10分家の串2103m通過、11時30分中の岳南の分岐で一休み。なんとか頂上までいけそうだ。 |
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11:16 紅葉の川場谷 |
11:16 中の岳と武尊山 |
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12時15分沖武尊(武尊山)着。先行部隊と写真を撮り会津駒ケ岳、荒沢岳から谷川岳まで北側の山々を眺める。昼過ぎだというのにまだ富士山が見えていた。「寒いから先に行きます」といって先行部隊のうち4人が降りていった。それから10分程して後続隊2人が着いた。頂上で全員揃って記念撮影というのがお約束事みたいなものだが今回はそんな訳で山頂の写真が3種類になってしまった。 12時40分下山開始。ふくらはぎの痛みが大分収まり前武尊で最後の休憩を取った。14時20分。しかしその後もうすぐスキー場、と言うところでヌカルミに足をとられて転んでしまった。普通ならただの尻餅だが右足を痛めていたので無意識に庇ったのだろう、変な転び方をしてしまった。こんどは右ひざだ。捻ってしまってかなり痛い。ストックに体重を預けてなんとか歩いた。16時駐車場着。 |
11:16 燧ケ岳と至仏山 |
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12:13 山頂から遠く浅間山 |
山頂その1 5人 |
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山頂その2 7人 |
山頂その3 5人 |
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15:48 一日同じような天気でした |
15:52 落葉がやっと秋らしい |
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下山後は花咲温泉『花咲の湯』(600円)で汗を流して帰京。温泉出たら外は雨でした。関越道はお決まりの渋滞で帰宅したのは午後11時のことでした。足を痛めていたが車の運転は大丈夫でした。その後数日間は痛い足を庇いながらの通勤。職場で「山で怪我した」などと言ったら「もう山はやめとけ」と言われるのがオチです。 |