404B 空木岳2864m〜南駒ケ岳2841m〜越百山2613m  (続き) 3人
(404空木岳からの続き)

7:21
空木岳を振り返る

7:21
越百山まで続く岩峰
 空木岳を過ぎると人が少なくなる。10分程で岩稜の小ピークに立つが特に案内などなかったので空木岳の最終ピークかな?
 8時10分、朽ちた棒杭が立っているだけの赤椰岳のピーク。樹木も大岩もないので座ったまま360度の展望が楽しめる。富士山が塩見岳の右側に見えるようになった(空木岳では左側に見えていた)。
 南側の谷の崩落地の近くに摺鉢窪避難小屋がへばりつくように建っている。自由に使える避難小屋であるが下り15分かかる。昨日は3組9人が泊まったという。

 9時小さな社のある南駒ケ岳に着く。20分休憩。

8:09
朽ちた標示しかない赤椰岳

8:09
南駒ケ岳へはかなり下る

8:15
振り返ると赤椰岳と空木岳が重なっている

8:17
大崩壊地のへりに建つ摺鉢窪避難小屋

9:17
南駒ケ岳

9:18
御嶽山に夏雲がかかる

9:30
花崗岩とハイマツの稜線

9:46
ザレた急坂をお助けロープで下る
 南駒ケ岳から仙涯嶺まで滑りやすい急坂があるがそこがまた一番高山植物が咲いている場でもあった。
 10時30分朽ちた標識のある平坦地の先に尖塔とも言える大岩があった。登ることが可能だったので岩のテッペンまであがってみた。
 10時45分高度感のある岩の上での写真を撮り出発。もうこの先急な登りはない。越百山まで緩やかな尾根道、最後の縦走を楽しむ。伊那谷の雲海が消え夏雲が稜線近くに湧いてきた。下界も晴れて梅雨明けを実感しているだろう。

9:57
仙崖嶺の尖塔 右が越百山

10:29
仙崖嶺の大岩の上から北の峰々を振り返る
 11時45分ハイマツに覆われた越百山に着く。ガスで視界が遮られるようになった。12時下山開始。
 12時35分樹林の中の越百小屋であるが小屋の前の広場は風がなく直射日光が当たっている。汗びっしょりで下山中の身にあっては暑すぎるのでトイレを借りただけで通過。隣接する避難小屋も狭いので「これでは予約が取れない訳だ」と納得。
 12時50分休憩する適当な場所が見つからずコース上でコーヒータイム。運の悪いことにそんな所で数組とすれ違う。下山まで2箇所水場があり適当に休みを取りながら15時30分福栃橋に着いた。林道を50分歩き駐車場に16時20分着。
 

10:43
順番待ちする仙涯嶺のテッペン

10:48
仙崖嶺の大岩を降りると後はなだらか

12:00
越百山辺りからガスが湧くようになる

稜線(2,700〜2,800m)で見かけた花



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