401 | 葛城山 960m | 交通 | 国道309号−水越トンネル−旧道−水越峠 | 単独 |
2010年5月3日(月) 晴 |
大阪府と奈良県の境には生駒山地と金剛山地がある。生駒山は頂上付近まで自動車道が走っているのでパス。金剛山地の葛城山と金剛山に登ることにした。両山ともロープウェーがあり時間がなくなればそれを利用することも出来る。 明日香村から一般道を走り30分程で国道309号線の水越トンネルをくぐる。トンネルを抜け左に鋭角に曲る旧道に入る。トンネルが出来るまで国道309号だったわけで林道よりは道幅が広い。「土日はバスが走るので路肩駐車しないよう」注意書きがあった。峠の手前にバスの終点があり道路の左右に20台ほど置ける駐車場があった。正式の駐車場はここだけ。 さらに500m進み水越峠を越えたところに縦列駐車する。すでに30台位駐車していたが下山時には両側とも路駐で一杯になっていた。峠の標識の脇に「葛城山つつじを楽しむ道・近畿自然歩道」(奈良県・環境省)の看板があった。残念ながら青いペンキでイタズラ書きされて文面は読めなかった。 |
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8時、排水溝のような水の流れのある急坂を登る。8時15分丸太の階段に「200段 あと775段70分」などと書いてあった。 一旦水平道になったあと再び階段の道。いつのまにか両側にロープが張られ「貴重な動植物を保護するため柵内に立入禁止」の張り紙を見る。 8時50分道は左に曲る。曲らず直進するとハンググライダーの出発台のような物があった。 あたりは山頂の自然ツツジ園の一部であちこちに大きなベンチが設置してあった。ヤエザクラやヤマツツジなどは咲いていたが自慢のツツジはまだツボミだった。「例年だともう見頃だけれど今年は2週間遅れている」とスタッフが観光客に説明しているのが聞こえた。 |
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国民宿舎の前ではアイスやビールが売られていた。ツツジが咲いていればこの辺りはロープウェー利用の観光客で一杯になるのだろう。 9時、笹の刈り払われたピークを過ぎるともう一つピークがありそこが山頂。霞んでいて大阪平野はほとんど見分けられなかった。奈良盆地は大和三山や三輪山などが何とか分かる程度。南にはこれから登る金剛山が大きく見えた。だだ広い山頂に日陰はなく炎天下で結構暑かった。 9時30分往路を戻る。10時15分水越峠着。 |
7:57 水越峠 右の階段が近畿自然歩道入口 |
8:54 山頂の自然つつじ園はまだ枯木色 |
9:01 広〜い山頂 |
9:32 南には大きく金剛山 |
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10:04 アケボノツツジ?は5分咲きくらい |
10:18 水越峠から金剛山に通じる林道 |
峠から少し大阪府寄りに行くとゲートのある林道が南に通じている。バイクならすり抜けられそうなゲートだがこの林道を3.5km、さらに山道を1.6km歩くと金剛山だ。日陰のない林道を3.5kmも歩くのかと思うとここから金剛山に登ろうと言う気は失せてしまった。とりあえずふもとの千早赤阪村に向うことにした。 |