392 帝釈山 2060m 交通 西那須塩原IC−R400−R352−県道栗山舘岩線 単独
2009年10月29日(木) 晴
 平日だが代休が取れたので今春に行き損ねていた帝釈山に登る。
 1991年に田代山に登った時その頂上から見た帝釈山ははるか遠くに見えた。当時は赤布を頼りの心細い道しかなく一人で歩こうという気が起きなかったように思う。今は林道が帝釈山の南の馬坂峠まで通じ檜枝岐からは簡単に登れるようになった。
 朝3時30分に自宅発。こんなに早く出発する必要はないのだが、浦和ICを4時までに通過すれば高速道の深夜割引を使える。6時30分紅葉まっさかりの塩原温泉までは晴れていたが尾頭トンネルくぐったら霧雨だった。
 舘岩を過ぎ12kmの未舗装路の県道栗山舘岩線を30分かけて8時05分駐車場着。トイレは男女別で水道もあった。奥の駐車場まで300m、こちらの駐車場には2台先行車が停まっていた。 
  1991年の記録

8:20
猿倉登山口の真新しい案内板
 8時20分、環境省の設置した立派な看板と南会津役場の「ストック使用の自粛、排尿・排便の禁止」などの注意書きを読んで出発。国立公園に指定されたので環境保護に力を入れているようだ。
 8時30分水場通過、地形図には第一駐車場からの道が合流しているが廃道になったのか、道は見つからなかった。しばらく丸太で補強された急坂が続く。日が差してきて暑くなったので上着は脱ぐ。
 9時15分、道が木道になるとすぐ平坦地に出る。小田代湿原だが乾いていて湿原という感じはなかった。前方にこれから登る田代山の黒い山体が現れる。
 再び急坂となるが左に日光連山が、後ろに荒海山や七ヶ岳を見ながらの登りは楽しい。

9:16
小田代湿原から見た田代山

9:35
田代山湿原と弘法沼 遠景は会津駒ケ岳
 
 9時30分田代山の台地の一角に出る。湿原保護のため木道が敷かれ反時計回りの一方通行になっている。西に会津駒ケ岳が見える。一面の草紅葉だが紅葉というよりも冬枯れの様相。
 弘法沼を過ぎて木賊温泉への道が分かれるところに「田代山頂1926m」の標識。湿原の真ん中の凹地で山頂という感じはしない。1926mの三角点は沼の北側にあるが木道以外は立入禁止で確認はできない。
 わずかな登りの木道を500m程行くと避難小屋にもなっている弘法大師堂。外観も内部も17年前に撮ったものと変わっていないのには驚いた。登山口の案内には小田代にトイレがあるように記されているが実際には弘法大師堂の脇にトイレが2基あった。この辺りが標高1971m田代山の最高地点である。

9:37
田代山山頂標識

9:58
弘法大師堂(兼避難小屋)

大師堂内部
床は板張りで10人位が泊まれる

10:03
田代山から帝釈山を望む
 小屋の脇から帝釈山に向う。三角錐の頂上は高く聳えて見える。17年前には登るのを諦めた山だ。鞍部に向う途中で単独者2名とすれ違った。尾根の小ピークは北側を巻きほとんどが水平道。最後に150mほど登るのだが思ったほどの急坂ではなかった。
 10時55分お助けロープのある大岩を越えると頂上。今まで見えなかった日光白根岳、燧ケ岳、会津駒ケ岳、その稜線の奥に荒沢岳、中ノ岳もかすかに見えた。山頂付近の紅葉は全て落葉しているのでコメツガなど針葉樹ばかりが黒く目立つ。足元の谷筋が黄葉まっさかりと言う感じだった。
 11時20分大展望を楽しんで往路を戻った。12時25分、田代山から県境沿いに下る道は廃道になっていた。13時20分駐車場着。

10:49
振り返ると田代山

11:21
帝釈山頂上 背景は燧ケ岳
 2007年8月に尾瀬国立公園が新設されそのエリアに田代山・帝釈山も含まれた。歩道・トイレが整備され帝釈山〜台倉高山までハイキング道が出来、もはや秘峰の感はなくなっていた。
 なお、福島・栃木県境を横切る林道は何本かあるが栃木県側は急峻で崩落が多く通行止め乃至は通行困難の場合が多い。
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