386 | 船形山 1500m | 交通 | 東北道大和IC−R457−色麻町−大滝 | 単独 |
2009年8月3日(月) 曇り一時晴 |
宮城県から船形山に登る。白神岳を登り終え青森県から高速道を戻る。東北道大和ICまでずっと雨だったが道の駅「おおさと」に着くころには上がった。大郷からは名勝松島が近い。天気が悪ければ山は止めて観光に切り替えるつもりでいた。天気予報は曇りのち雨だ。 3日 朝起きたら雨は降っていなかったので大和町役場近くの24時間営業のスーパーで買出し。県道147号線で船形神社方面へ向った。さらに小荒沢林道で大滝に抜ける予定だった。しかし小荒沢林道は崩落箇所があるとかで通行止め。大滝キャンプ場まで7.5kmもあり歩くと2時間位かかりそう。しかたなく国道まで戻り色麻町から岳山林道を大滝へ向うことにした。陸上自衛隊王城寺原演習場の周りををぐるっと迂回する形だが約50km2時間を要した。 大滝キャンプ場まで10kmの悪路を走破し登る前に充分くたびれてしまった。山奥のキャンプ場にはだれもいなかった。そういえば林道を1時間走って一台も車に出会わなかった。 |
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10時25分キャンプ場発。天気は回復傾向で時々日が差す。百m程歩くと三光の宮への道を左に分ける。前方になだらかな船形山の姿が見えてきた。なるほど船をひっくり返したような形だ。 11時「眺望台」の標識があったので立ち止まったら右の笹藪からガサガサと物音。鈴を鳴らしストックで立ち木をカンカンたたいたら再度ガサガサと音がした後静かになった。何かがいたのだが正体を知りたいような知りたくないような。急いでその場を離れた。 |
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11時10分小野田への分岐。広場になっていたので小休止。辺りはみごとなブナ林だ。 ここから傾斜が増し、山道らしくなる。11時35分「展望台」の標識があったが笹が生い茂り展望は得られない。それよりも山頂へ0.6kmと書いてあったので元気になる。 涸沢の中の狭い道になり日が差すと暑い。11時50分御来光岩。反対側から山形県尾花沢からの道が合流。大岩に登り山頂の写真を撮ろうと待つがガスがかかりなかなかシャッターチャンスがない。そのうちファインダーが写らなくなってしまった。カメラの警告音が何回か鳴った。また故障だ。去年10月に買い換えたばかりなのに。 |
10:28 雲が切れ山頂が見えた |
11:25 中腹まではブナ林 |
12時5分山頂までは0.3km5分だが低い灌木を掻き分けたのでズボンを濡らす。頂上では写るかどうか分からないが何枚か撮った。避難小屋に入って食事。床はニスが塗ってありきれい。トイレにはペーパーが備え付けてあった。 12時50分ズボンが濡れないようオーバーズボンを履いて下山開始。お花畑の稜線だが右手(南側)は急勾配。つまずいたら谷底まで転落するかも。突然人の気配。「旗坂キャンプ場から着た。疲れた」と言っていた。 旗坂とは今朝引き返した小荒沢林道分岐から県道をそのまま道なりに500mほど上がったところで三光の宮経由で山頂へ来れるという。 |
11:55 御来光岩から前船形山方面 |
12:08 御来光岩から見た山頂部 |
12:22 船形山 三角点と避難小屋 |
千畳敷という分岐を過ぎると沢沿いの道になり飛び石伝いに下る。沢下りが終わると升沢小屋。瓶石を過ぎた所で夫婦者と出会う。旗坂から登り今日は升沢小屋泊まりだと言う。どうやら宮城県側から船形山へ登るには旗坂からのコースが一般的なようだ。 14時15分三光の宮。大岩に太陽、三日月、星を彫った石碑が建っていた。雲が切れて船形山が見えたがカメラは故障しているので写すのはあきらめた。 ここからキャンプ場までは30分程の距離で沢を渡ると見覚えのある分岐に出た。この沢は1箇所水が白濁したところがあり心なしか硫黄のにおいがした。近くに湯谷地というのがあるので温泉が湧いているのか? 15時登山口着。 |
帰りに平沢温泉「かっぱの湯」に入ろうと車を走らせたが本日休館の札が。そうか、今日は平日だった。 |