383 七面山1989m 交通 中央道甲府南IC−R140・R52−早川町 4名
2009年6月14日(日)曇り一時雨のち晴
 梅雨時で好天が望めそうもないので小雨でも登れる山ということで山梨県の山岳信仰の山、七面山を計画した。
 日本二百名山であり山梨百名山でもあるのでシーズン中は混雑するが今の時期は入山者は多くないだろう、ましてや北参道から登り表参道に下る人は少ないに違いない、と予想。信仰登山の集団とすれ違うたびに「ご苦労様」と声を掛け合うのは疲れるしな〜ァ。
 6時地下鉄大手町駅集合。中央高速は通行量こそ多かったが渋滞はせず8時20分早川町七面山温泉に到着。駐車場には観光バスが4台、2台は昨日来て今日帰る、あとの2台は今朝来たとのこと。某宗教団体名の号車札が張ってあった。
 タクシー営業所の前の駐車場にはマイカーは1台もなかった。ここから4km先の表参道の登山口まで車道が続いているのでほとんどの登山者はそこまで車で入り表参道コースを往復する、ということは後で分かった。


 8時40分駐車場から50mほど歩くと右に大きな『七面山案内板』がありその先に神通坊という寺、門の脇に『是より四十八丁』と書かれた石碑あり。寺の左手先に鳥居があり、そこが北参道の入口になっていた。
 1丁を約5分で歩くと四十八丁だから240分、4時間の計算だ。数字が増えることを励みに淡々とスギ林を登る。
 10時5分大きなトチノキのある『栃ノ木霊場安住坊』。参道には幾つかの『坊』があるがいずれもトイレ、水場が設備されていた。
 11時15分『明浄坊』、飲料水が水道管からトクトクと流れていたが山頂から引いているのだろう、黒い導管が参道沿いに奥の院方面からずっとつながっていた。ここからは傾斜が緩む。雨畑からの道が右から合流するころツツジの花がちらほら。この北参道では白装束の修験者と年配の女性各1人とすれ違っただけで静かな歩きを楽しめた。
 12時5分奥の院着。茶店にはお茶が用意されていて自由に飲めるようになっていた。若いお坊さんが出てきて挨拶された。宿坊の傍らには軽トラックがあったりして下界のような雰囲気。ガスって展望はないがベンチに腰掛けて昼食。


8:43
北参道入口

8:47
丁目標石 敬慎院まで四十八丁あった

9:11
七面山は信仰の山である
(Nさん撮影)

10:19
安住坊 大トチノキ

11:46
花期は過ぎたゴヨウツツジ

11:49
ベニドウダン (Nさん撮影)
 12時30分、出発する頃小雨が降ってきた。奥の院から敬慎院までは車も走る幅広い道。ナンバープレートのない車を何台か見かけたので山自体が寺の私有地、寺領なのだろう。公道を走るわけではないので車検はいらない??
 そういえば七面山の位置は早川町にあるが山頂部は身延町の飛び地になっている。七面山も身延山と同じ宗派の寺領だ。
 敬慎院でノンビリしていると雨が本格的になってきた。あわてて寺院の軒下で雨具を取り出してから出発。山頂からは数組が下ってきた。雷も鳴り出したが樹林帯なので気にはならなかった。


12:06
奥の院 ヨウコウ石

12:46
雨の敬慎院前

13:41
雨あがりの山頂

13:55
方位盤に道具を広げて乾かす
 13時35分七面山。山名標識と三角点それに銅製の方位盤が鎮座。樹林に囲まれているのでたとえ天気が良くても展望はないだろう。運よく雨が上がったので記念撮影できた。
 ところで山名標識には1989mと書いてあるが方位盤には1982mと彫ってある。地形図では三角点の標高1982mだがその南西方向にもう一つピークがある。木の間からもかすかに盛り上がった森がみえる。その最高点が1989mということだろう。昔は三角点の標高をそのまま山の標高としてきたが最近では最高地点をその山の標高とするようになっている。その流れの一つと考えられる。

14:28
すっかり晴れ上がった敬慎院

15:10
表参道 晴雲坊
 下山は予定通り表参道を下った。傾斜がきつく階段状の道だが土嚢が積んであり歩きやすかった。天気が回復したのでオーバーペースにならないよう途中2箇所の坊で休憩した。16時15分登山口着。門前町のようなものを想像したがトイレと公衆電話があるだけ。角瀬からタクシーを呼ぶことも出来たが、みんながサッサカ歩き出したので北参道の駐車場まで車道を50分歩き17時05分着。
 下山後の温泉は下部温泉会館、18時閉館ということを知らず押しかけ汗だけ流して帰京。事前に調べておいた草塩温泉に行けばゆっくり寛げたかも知れないが帰りの中央高速の渋滞を考えればこれでよかったのかも。
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