379 | 笹ヶ峰1860m | 交通 | 新居浜市−R11・194−下津池−笹ヶ峰林道 | 単独 |
2009年5月4日(日)曇り時々雨 |
朝5時、道の駅「マイントピア別子」で目覚める。この道の駅には温泉があり風呂上りに生ビールが飲めるので2泊してしまった。飲んだ後移動しなくて済むので安心だ。 笹ヶ峰には高知県側の寒風山トンネル出口から寒風山経由で笹ヶ峰を往復するのが一般的なようだがこれだと尾根伝いのピストンになる。それよりも愛媛県側の笹ヶ峰登山口のほうが笹ヶ峰〜ちち山と周回コースがとれるのではないか、と考えた。 新居浜の市街に出て朝食と弁当の買出しをし下津池方面に車を走らす。途中から小雨が降ってきた。笹ヶ峰林道は幅員が狭く、ガードレールなしミラーなし区間の多い想像を越す悪路であった。全長8千mのうち最後の2千mは未舗装で対向車のないことを祈りながらハンドルを握った。進入したことを後悔したが林道終点の駐車場には10台位停まっていた。 |
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7時40分小雨が降っていたので雨具を着けビニール傘をもって出発。ゴーゴーと渓谷を流れる水音が激しいが苔むした古い堰堤が3つもあり人工的なダムによって守られているかと思うと興醒めである。 道が沢筋から離れ滑りやすい斜面を登るところに何箇所かお助けロープが掛かっていた。雨傘は邪魔になったのでデポすることにした。 傾斜が緩むと「宿」というポイント8時30分着。平坦地で水場も近くにあるので昔は宿があったのか?左の笹の中に、稜線沿いに沓掛山へ通じる道が分岐していた。雨が上がったので雨具を脱いだ。 丸太で整備された緩やかな道となり丸山荘9時10分着。学校のような佇まいで小屋の前の広場はまるで校庭のよう。裏手はキャンプサイトになっており炊事場トイレが完備している。夏になると地元の生徒が林間学校として使うのかな?雲の切れ目から丸い笹原の頂上部らしきものが見えた。ここから40分と書いてあったので水だけ飲んで出発。 |
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7:36 笹ヶ峰登山口 |
8:31 宿という名の平坦地 |
9:11 校舎のような丸山荘 |
9:35 時々ガスって何も見えなくなる |
ジグザグ道を登ること25分、「山頂まで20分」の標識。ガスが切れると丸山荘の赤い屋根と芝生のような笹原が見える。天気が良ければかなりいい展望なのだろう。 頂上から下ってきた登山者から「頂上は風が強く寒い」とアドバイスを頂いた。きのう東赤石山で会った埼玉県八潮市の人だ。 10時ちょうど縦走路に出る。そこから5分で山頂。三角点と山名標示と看板。ガスで展望なし。風強く確かに寒い。タイマーで写真を撮りちち山方面に向った。 笹が深くなりたちまちズボンを膝まで濡らしてしまった。 稜線のおだやかな傾斜が一変し急下降が始まった。磁石を見ると南東方向に進んでいる。ガスで周りの景色は全く分からないので周回は諦めて戻ることにした。 10時40分山頂に戻り仕切りなおし。同じ道を下り、12時20分駐車場着。 |
10:09 霧の笹ヶ峰 セルフタイマー使用 |
12:07 古い石組みのある道 昔は人が住んでいた? |
12:20 登山口脇の橋の上から滝を見物 |
恐怖の林道を無事通過し国道に出た。このあと瓶ヶ森へ行くために寒風山トンネル脇から延びる村道を走った。林道走りのような緊張感は無くなったが、こちらは観光道路で通行量が多く幅員の狭いところでは何度もバックして対向車を通すこととなった。 |