356 | 天城山(万三郎岳)1406m | 交通 | JR東海道線・伊東線−伊東−シャトルバス−登山口 | 8名 |
2008年6月1日(日) 晴れ |
アマギシャクナゲを見に万三郎岳に登る。このコース2000年6月4日にバイクで来て一人で登っている。今回は山の会の男ばかりの8名で電車利用。 5時45分に自宅を出て地下鉄千代田線、小田急線を乗り継いで小田原発8時35分の東海道線熱海行に乗る。熱海で伊東線に乗換え伊東着9時30分、遠いのでちょっとした旅行気分になった。駅前に9時35分発の天城東急リゾートバスが待っていた。路線バスが廃止され観光バスによるシャトルバスになっている。運賃は一律500円50分で登山口の天城高原ゴルフ場前。 バス終点から100m程戻ると広いハイカー用駐車場がありすでに観光バスが5,6台、マイカーが100台位、山は相当な混雑が予想された。 |
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10時40分出発、ぬかるんだ赤土の道15分で二股。真新しい標識に「万二郎岳1.8km」とある。辺りは新緑に朱色のヤマツツジが少し。頂上付近にトウゴクミツバツツジの解説板があったが昨日の冷雨ですっかり花が落ちてしまっていた。登山道の修復をしている一団がいた。頂上へ通じるもう一つのルートは廃道になっていた。 11時35分頂上部は広いのであちこちでお弁当を広げている。西に少し下ると展望のある露岩帯だが稜線にはガスがかかっていた。 |
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11:35 雨に散ったミツバツツジの花びら |
11:40 万二郎岳山頂 |
11:49 雲がかかる稜線 |
11:59 馬の背付近のミツバツツジとあせび |
急坂を下り登り返すと馬の背。アセビが密集しツツジの花も所々残っていた。解説板に「アセビ ツツジ科」とあった。葉の先端が朱色に染まっている。 12時15分石楠立、「万二郎1.2km・万三郎1km」なのでここが中間点。シャクナゲの花は殆どなかった。花芽もないので今年はハズレ年のようだ。 12時50分万三郎岳の頂上は団体で一杯。ベンチにばらばらに座って食事。そのうち団体はいなくなったので記念撮影できた。以前は山頂から北に下る道があったが今は植生保護のため通行止め。シャクナゲの群生地は通れない。 |
12:20 石楠立(はなだて)付近のシャクナゲ |
13:11 万三郎岳で記念撮影 |
13時15分八丁池への縦走路を200m程行く。日が差して色鮮やかなミツバツツジがあった。南側は乳白色のガス、北側は青空のコントラストもここまで。 標識に従い縦走路から分かれ北に進む。花はもうなくなったがブナの巨木を左右に見て下る。 13時50分涸沢分岐、ここからは水平道だが道幅が狭く渋滞が始まる。バスは15時46分までないので慌てることはないのだが自分のペースで歩けないとかえって疲れる。15時ちょうど登山口に着いた。 |
13:20 |
13:34 |
バス停の行列は結局20人位ですんだ。シャトルバスは座席数以上は乗せないと言う話だったが乗り残しは出なかった。(最終便は16時59分) もともとは天城高原観光用のバスだったらしく登山者の汚い靴で乗車するとひんしゅくものである。トイレ脇の靴洗い場で泥を落としてから乗車するのがマナーだろう。 |