348 | 菰釣山1379m〜城ヶ尾山1099m | 交通 | 新宿−中央道相模湖IC−県道・国道−道の駅どうし | 5名 |
2008年3月23日(日) 晴れ |
菰釣山と言えば1993年に登った記憶がある。その時は三ヶ瀬(道の駅「どうし」がある辺り)〜城ヶ尾峠〜菰釣山〜山伏峠と県界尾根を歩いた。山伏峠から三ヶ瀬までの国道はデポしておいたMTBに乗って戻ってきた。今回は道志の森キャンプ場からの周回コースである。菰釣山への最短コースは西沢林道経由ブナ沢乗越から登るものだが、それでは面白くないのでネットに記録のある高指尾根を利用することにした。 | |||
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9時15分スギの植林の仕事道を登る。歩き出してすぐにビニール袋に入れられた地形図が落ちているのを発見。我々が今日歩こうとしているのと全く同じコースに黄色の線が引いてあった。濡れていたので数日前のもののようだ。 高指尾根は地図に道は書いてないが随所に赤テープがあるのでフミアトが消えても高みに向かって行けばよかった。小尾根上に出ると雑木林になり歩きやすくなった。 9時50分背丈を越えるクマザサに遭遇。しかししゃがむとしっかり明瞭なフミアトがある。『林業公社』とかなんとか書かれた杭が等間隔に埋め込まれているのでこれが目印になる。 |
キャンプ場 杉の木に林道の案内があるが 白い車のある方向に登る |
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9:30 スギの植林帯を強引に登る |
1056mの三角点付近からは道志村が見下ろせたが高指山からは杉が密集し展望は得られなかった。 10分程休憩して10時20分出発。ハイキング道ではないが杉・檜の人工林だから普通に歩ける。空き缶、ペットボトルなどのゴミが目立つ。 尾根の北側は雑木林、南側は杉・檜の植林。その境目が道になっている。 10時47分なだらかな広いピーク(1130m)で尾根は左(南)に曲がる。迷いやすいのだろう、この付近にはおびただしい赤布が枝に付けられていた。 |
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9:43 尾根上は歩きやすい疎林 |
9:55 背丈ほどあるクマザサ帯もあった |
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10:02 1056m三角点付近から赤鞍ヶ岳方面 |
10:10 高指山 手書きの山名標示 |
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一旦鞍部に下ると尾根は右に曲がり狭くなる。土が軟らかくところどころ雪が残っているので木につかまりながら登るようになる。コンビニのオニギリの包装紙が落ちていたので日付をみると「08年3月12日」とあった。雪に靴跡はないので3日前の3月20日に降ったものだろう。その日東京は冷たい雨だった。 前ノ岳からブナノ丸に連なる稜線目指して直登。傾斜が急になり赤テープが見当たらなくなった。いつの間にかコースを外したらしい。が、今日のメンバーはベテランばかりなの不安はない。そのまま強引に稜線目指して登った。 |
11:42 鹿の足跡しかない雪道 |
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12:26 山頂から 春霞でボヤッとした富士山 |
11時30分ちょうど立派だけれど古い指導標のある所に出られた。『左東海自然歩道30分右スカイバレーキャンプ場○○分』と書いてある。ここからはもう普通のハイキング道。木の間越しに富士山が見えるようになった。 12時ブナの丸。ここからは東海自然歩道となり、今までなかった靴跡が現われる。 12時20分ベンチとテーブルがある西の肩。頂上に一人先行者がいるのが見えた。 12時25分気象観測用のソーラーパネルのある菰釣山山頂。 |
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13:00 頂上は暖かかった |
13:18 新築の避難小屋 木の香が芳しい |
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頂上にいた先行者はスカイバレーキャンプ場から前ノ岳経由で来るつもりだったが道を間違えて大変だった、と言って来た道を戻って行った。今日山中で出会った唯一の人だ。 南に少し下ったところに1348mの三角点がある。地図ではこの高さが菰釣山の標高になっている。Nさんが三角点を探しに下っていった。15分経っても戻ってこなかったので心配したが「薄い道が幾つもあって分かりにくかったが確かに三等三角点があった」とか。 13時城ヶ尾峠へ向かう。雪はところどころ数センチ残っている程度。城ヶ尾山14時25分着。 城ヶ尾峠からの北斜面は雪がほとんどなく拍子抜け。14時50分林道に降り立ち、15時55分道の駅「どうし」に着いた。 |
14:34 城ヶ尾山で最後の休憩 |
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14:48 トラロープにつかまって崩壊地を通過 |
道の駅「どうし」 後ろは道志山塊 菜畑山・赤鞍ヶ岳 |