339 | 平ヶ岳(2141m) | 往 | 都内−関越道−小出IC−湯之谷−鷹ノ巣 | 2名 |
2007年10月7日(日) 晴れ | 復 | 鷹ノ巣−檜枝岐−那須塩原IC−東北道−都内 |
6日午後1時大手町発。夕方小出IC近くのコンビニで食料調達。シルバーライン経由で銀山平5時通過。国道352号は国道とは名ばかり。1.5車線ヘアピンカーブの連続である。銀山平から約30kmを1時間かけてようやく鷹ノ巣の登山口に着く。広い駐車場だが3分の2ほど埋まっていた。テントを張るともう真っ暗。国道脇なのに車は明け方まで殆ど通らず快適に過ごせた。 | |||
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5時45分太い松の幹に「前坂」という看板。かなりの急坂で随所にロープがセットされていた。 5時55分鷹ノ巣から台倉山への主稜線が見えてきた。朝日が当たってオレンジ色に輝いている。頂上はあの山の向こう側だ。 6時50分傾斜が緩むと下台倉山、「平ヶ岳7.2km」の標識があり今まで後ろにあった燧ケ岳が左手に見えるようになる。 2時間で標高700m稼いだわけだ。まだ7.2kmもあるとは考えない。高度差あとわずか500mと考える。ここから白沢清水までは小さいアップダウンの繰り返しになる。 |
5:32 ヤセ尾根の通過 |
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6:06 会津駒ケ岳方面から朝日が昇る |
7:39 台倉山付近 頂上はまだ先(Nさん撮影) |
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8:41 白沢清水 ただの水たまり? |
7時40分台倉山、傾いた三等三角点標石があるが山頂という感じはない。 道が尾根の北側になりコメツガ林の鬱蒼とした感じになる。有名なぬかるみだが木道が整備され靴を汚すことはなくなっていた。木の間越しに山頂部が見え出す。かなり先だ。 7時53分台倉清水、テントが2張りあった。水場と書いてあったが斜面をかなり下るようなので行くのをやめた。水は3リットルも持参している。 8時30分白沢清水。水溜りしかなくとても飲めそうもない。15分間の小休止。 「平ヶ岳3.2km」と書いてあるので下台倉山から1時間30分で4km歩いたことになる、この区間は高さより距離を稼いだ。長丁場だからこんなこと考えている。 |
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8時45分ここからNさんが先頭を行く。私の歩くテンポが遅すぎてしびれを切らした? 最低鞍部を過ぎ、樹林帯が終わると笹の刈り払われた急坂になる。流水で表土がえぐられたいやな道だ。夏なら暑さでバテそうな場所。しかし今は紅葉した低木と緑の笹原、展望が一挙に開け、いい気分。 9時48分背丈ほどの笹をかき分けると、いきなりという感じで目の前に池が現われた。しかし急に人が多くなる。3〜5人のグループが多い。 10時平ヶ岳へ向かう。途中で10〜15人のグループ何組かとすれ違う。子ども連れもいる。麓から一緒に登って来たのは単独行または2人連ればかりで団体さんはいなかった。一体どこから登って来たの?いわゆる「皇太子ルート?」 |
9:06 池ノ岳が目の前 |
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9:16 登ってきた尾根を見下ろす |
9:40 池ノ岳から平ヶ岳頂上部(Nさん撮影) |
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9:48 姫ノ池 |
平ヶ岳(10時30分〜11時05分)は山頂標識のところはコメツガが茂り展望はない。南側に展望用の木道があり燧ケ岳を見ながら食事している人たちが大勢いた。さらに西側の木道終点まで行くと北側の荒沢岳方面も見える。ただし妙な電波塔?が立っていた。 帰りは頂上から水場経由で玉子石へ回り、再び姫ノ池に戻る。水場はかなりの水量だった。玉子石は予想通りの物だった。 紅葉と展望に満足して下山開始12時25分。再び私が先頭。恐怖の急降下も無事通過し登山口に着いたのは16時17分。総行動時間11時間27分。 歩いてみると、松のヤセ尾根の急登、コメツガの樹林、一面の笹原、池塘、長さを感じないいいコースだった。 |
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10:03 平ヶ岳へ向かう(Nさん撮影) |
10:31 平ヶ岳の標識 |
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10:49 中ノ岳・越後駒(左)と荒沢岳(右) 頂上西側の池塘群 |
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11:12 平ヶ岳から池ノ岳へ戻る |
11:13 燧ケ岳は終日見えた |
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11:44 もうすぐ玉子石 |
11:50 これが玉子石 |
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11:45 平らだから平ヶ岳 |
11:56 池ノ岳も平ら |
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帰りの温泉だが大湯まで戻ると1時間30分かかる。汚れた体で車を運転したくはない。そこで国道352号でそのまま檜枝岐まで行くことにした。御池から先、尾瀬の混雑で檜枝岐まで30分程かかってしまった。 「燧の湯」は以前に入ったことがあるので「アルザ尾瀬の郷」に入ってみた。失敗だった。同じ経営なのにあちらは600円こちらは850円。しかも露天風呂しかないので寒い思いをして体を洗う羽目に。 確か駒ケ岳登山口付近に「駒の湯」というのがあったはずなのだが暗くて見落としたか? |