327 御堂山 878m 交通 関越道・上信道下仁田IC−R254−西牧関所跡 6人
2007年4月1日(日)
 稜線に『じじ岩ばば岩』という奇岩のある御堂山に登る。地形図には本宿から奴居出に通じる登山道が載っているが頂上に通じる道は記載されていない。ネットで調べると西牧関所から沢沿いに登る道があるらしい。
 7時30分巣鴨駅集合。スキーシーズンも終わり高速道路の渋滞はなくスムースに下仁田へ。登山口は国道254号沿いの西牧関所跡。関所跡の石碑の脇の細い林道を100mほど行くと左側に3台位置けるスペースがある。林道終点にも駐車スペースがあったが悪路なので乗用車はここまでがいいところ。だいいち周回コースを歩くので奥まで車で入る意味がない。
 ほかに車を置ける所といえば旧道、元は国道だったので道幅は広い。駐車禁止の標識はなかったし。何れにせよこの付近正式な駐車場はなかった。

国土地理院二万五千地形図 地図閲覧(地図ウォッチ)から
 10時スタート。歩き始めて20分で林道は終わる。右前方に岩山がそそり立っている。あれが帝釈岩か?標識に従い二股の左の涸れ沢を行く。
 10時40分小滝を右側(左岸)から越える。細いロープが固定されていた。落ち口から見下ろすと高度感がある。やがて左の稜線に「じじ岩ばば岩」が見えてくる。
 ハイキング歴2,3回という初心者がいるので休み休み行く。10時50分最初の鞍部。最高気温25℃という、4月とは思えぬ暑さでかなり汗をかいた。一息入れた。
 「じじ岩ばば岩」へは往復20分。痩せ尾根であるが踏み跡はしっかりあった。鞍部に戻り、右の尾根に緩く上がると地形図にある道に出た。『奴居出へ下る道は危険』と看板に警告があった。
 反対の高石峠方面には『難路』という標識が。ここも鞍部になっている。あたりは落葉の絨毯。地図で見ると等高線がくねくね曲がり小尾根が複雑に張り出している。標識がなかったら迷う所。
 御堂山へは北へ進む。砂地の崩れやすい道である。1ヶ所お助けロープがかかっていた。11時50分山頂。北に妙義山が指呼の間、昼食を摂り12時20分下山。
 10分程往路を戻り鞍部から高石峠方面に下る。道が落葉で隠されている。5分ほどで尾根通しに高石峠に行く道と別れ左の植林の小尾根を急降下する。このルートも地形図にはない。深い落ち葉の下には滑りやすい岩や倒木がかくれているので注意して歩いた。
 前方に林道が見えて緊張も一瞬。本宿の集落に13時20分、ちょうど1時間だった。あとは車道を10分で元の場所に戻った。


10:40
小滝を一人ずつ越える

11:13
『じじ岩ばば岩』

11:23
じじ岩ばば岩への稜線

12:20
後ろが妙義山

今回カメラを持参しなかったので
写真は全てIさんのものである。
感謝


12:54
落葉の詰まった沢筋を下る
戻る