318 節刀ヶ岳1736m 鬼ヶ岳1738m 交通 中央道河口湖IC−河口湖−西湖 4人
2006年12月10日(日) 晴れ
 小生が高校生の時、つまり今から40年以上前、毎年夏キャンプしに西湖に来ていた。その時北岸に黒い屏風のように聳えて見えたのが鬼ヶ岳〜毛無山である。いつか登ってみたいと思っていたが当時は一般路はなかったと思う。今日では梯子、ロープなどで整備されたハイキングコースとなっていて富士見登山で賑わっている。
 6時に新宿西口で3人ピックアップして中央道を下る。道路はすいていて8時前に西湖に着く。日帰り温泉「いずみの湯」はまだ営業時間前だったが駐車場は使えた。
 8時03分バス道を文化洞トンネルまで戻る。歩道を両側に備えた明るいトンネル、1993年竣工とある。トンネルの東側に広い駐車場。ここが登山道入口になる。マイクロバスが2台、自家用車が数台、これから登る人たちが身支度している。
 8時33分ジグザグ道でトンネルの上部に上がる。太い松の木が目立つが山栗のイガも沢山落ちていた。時々水が落ちてきたが前夜の雨の滴だろう。空はまだ曇っていた。
 9時15分急坂を一登りすると小広いピークになり笹原の中に赤ペンキで塗られた4等三角点があった。再び登りになり前方に毛無山らしき高みが見えてくる。雲の切れ目から河口湖の湖面も時々見えてきた。富士山はまだ雲の中だが上空はすでに真っ青。
 10時ちょうど毛無山の頂上。リンゴをかじっている間に富士山の雲も取れた。
 10時15分出発。「一ヶ岳」「二ヶ岳」と小さなピークにいちいち名札が付いている。「七ヶ岳」や「八ヶ岳」も当然あった。ここまでは30分程だったがこの先のアップダウンの落差は大きかった。

9:59
毛無山から河口湖を見下ろす

10:10
毛無山から十二ヶ岳を望む

10:22
「四ヶ岳」からの富士山と西湖


11:03
キレットの吊橋
凍結していたら危険



 「十ヶ岳」はピークを巻いていて岩の基部に名札が置いてあり、十一ヶ岳から十二ヶ岳の間は深い切れ目になっていて通称キレット。本日の核心部である。鎖と梯子と吊橋で通過。この仕掛けがなければ普通には通過出来ないバリエーションルートである。
 お助けロープに掴まりながら急坂を登ると十二ヶ岳、11時25分着。左からはいずみの湯から直接登ってくる尾根道が合流。この道を使えば短時間で頂上に来れる。地形図ではここが頂上1680mだが西に少し高い所が見えたので行ってみるとそこに祠と頂上の標識。富士の大展望。実際の気温は0℃位だが風がないので寒くはない。雪は全くなかった。

11:26
十二ヶ岳からの富士山

12:00
十二ヶ岳の下り

12:41
節刀ヶ岳からの展望 手前左が十二ヶ岳

 景色を堪能して11時50分出発。下りは太いロープがダブルで掛かっているがかなりの急降下であった。
 金山付近に来ると穏やかな笹原。このコースの最高点は鬼ヶ岳の1738mだが三角点のある山としては節刀ヶ岳1736mである。30分で往復することにした。
 鋸刃のような十二ヶ岳の稜線、御坂山塊、北に甲府盆地の町並み、西に白く輝く北岳。展望は良かった。13時金山発。
 13時25分、鬼ヶ岳には山名の由来となった牙状の細い岩が突き出ていた。鍵掛峠までまたアップダウンが続いた。14時20分峠で最後の休憩を取り落葉の敷き詰められた歩きやすい雑木林の道を下る。15時05分堰堤をいくつか過ぎると林道になり根場のバス停に15時31分着。

12:41
これから向かう鬼ヶ岳

12:48
御坂山塊 黒岳 河口湖

13:24
「鬼ヶ岳」の牙 十二ヶ岳の頂と重ねる

14:46
落葉の敷き詰められた斜面を下る
 根場集落は40年前鬼ヶ岳からの土石流で多数の犠牲を出した。今年古い民家を復元して「癒しの里根場」としてオープン。入園料200円。登山者は無料で通過。
 バス停からテクテク舗装路を歩き西湖温泉「いずみの湯」(900円)へ16時07分着く。日帰り温泉の駐車場がゴールなのでそのまま入浴である。
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