310 | 櫛形山 2052m | 交通 | 中部縦貫道南アルプスIC−櫛形町−県民の森 | 5人 |
2006年7月9日(日) 曇り時々雨 |
雨の季節なので雨天でも歩ける所として櫛形山を選んだ。奇しくもこの山は1994年の7月9日に来ている。あの時も雨、しかしアヤメ平のアヤメは見事だった。今年はどうかな?前回と同じコースを歩いてみた。 7時大手町集合。まだ雨は降っていなかった。調布を過ぎるころから降り出した。天気予報では昼から雨。しかし笹子トンネルを越えて甲府盆地に入ると、雨は降っていなかった。 新しく高速道路ができ、甲府昭和ICではなく南アルプスICで下車。県民の森までの道も作り直されていた。交通量が少なかったこともあり東京から正味2時間ほど。 |
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9:31 中尾根登山口 |
9時30分観光案内所の先に「中尾根登山口」の標識があった。両側はバンガロー。白いアジサイが満開だった。 しばらくは県民の森の中のジグザグ道が続く。あたりはヒノキのいい香りが漂っている。足元はヒノキのチップが敷き詰められた遊歩道である。 遊歩道が終わるころ「1000m」と書かれた白い木札が地面においてあった。標高1000mの意味でこの先100mごとに木札があった。 |
どんよりと曇っていて風がない。湿度が高く木陰の涼しさは望むべくもない。みな「暑い暑い。」を連発。 10時15分1200m地点で立ったままで小休止。Hさんが用意したサクランボを頂く。保冷剤で冷やされていて美味い。 この時、登山口から同時にスタートした単独行の女性が追い越していった。この女性とは最後まで前後して歩くことになる。 ヒノキの植林帯が終わると傾斜が緩む。10時47分上のほうから人声が聞こえてきた。林道との出合い@。数台置けるスペースがあり、ちょうど岐阜ナンバーのマイクロバスから20人位の団体が降りたところだった。団体さんに先行されたら面倒なので掻き分けるようにお先に失礼した。 |
11:09 緩やかな登り |
12:47 山頂標識 山梨100名山とある |
櫛形山には東から南にかけて林道が取り巻いている。アヤメだけを見るなら林道終点まで車で行けばわずかの手間で頂上に立てる。少し歩きたい人は南・中・北それぞれの尾根の中腹まで車利用も可能である。 11時15分、1600mを過ぎたところで2回目の小休止。雨が降り出したのでみな傘を出す。風のない緩やかな尾根道なので傘のほうが快適。 花の名前など解説しているグループを追い越す。この辺りから人の姿を見かけるようになる。 11時50分明るい草原状になると南尾根道を合する。左は氷室神社方面とある。右折する。 |
ダケカンバ、クロビソなどの針葉樹が鬱蒼と茂る北尾根巡回路との分岐Aで昼食にした。 左は櫛形山、右は裸山・アヤメ平方面なので人通りが多い。ほとんど南の林道から上がりアヤメ平往復の人のようだ。 頂上まで40分とあったが20分程で山頂。たまたま大勢いたが5分程で誰もいなくなった。さっき昼食を食べたばかりだが、ダンゴ、大福、サクランボなど頬張る。 |
霞んで写りが悪い |
12:52 巨木の茂る頂上 |
13時アヤメ平に向かう。このあたり地形図の破線と違う道があるが標識に従って進むと両側をロープで保護された裸山のアヤメの群落だ。ここも人が多い。 写真だけ撮って裸山には登らず、やや急な坂を下り、アヤメ平13時50分着。 12年前に来た時はアヤメの群落だったが今回は群落という程ではなくガッカリである。 雨を避けるため傾いた避難小屋の中で最後の昼食。天気が悪いので小分けに何回も食べる。 14時17分、北尾根を下る。最初の林道出合いには仮設トイレが数台あり、観光バスが何台か止まっていた。再び急坂を下り次の林道に15時38分飛び出す。雨は上がった。舗装路を20分ほどでスタート地点に戻った。16時。 |
13:32 裸山分岐地点 |
13:33 個体数は少なかった |
13:45 一日こんな感じで歩き通した |
アヤメをバックに |
13:52 アヤメ平 |
14:18 傘を差したり閉じたりの一日でした |
下山後は芦安温泉「天恵泉白根桃源天笑閣」という長い名前の日帰り入浴施設(500円)にて汗を流す。檜の湯船で源泉かけ流しというふれこみであった。 |