284 | 荒船山1423m | 交通 | 関越道下仁田IC−下仁田−星尾−線ヶ滝 | 5人 |
2005年9月18日(日) 晴れ |
上州の西の奥に屹立する立岩と軍艦山の異名をとる荒船山(経塚山)をつなぐ。ヤブ道、昔道、岩場と変化のあるコースである。 下仁田ICで降りて下仁田市街を通り抜け、臼田方面の県道を30分程走ると、線ヶ滝方面の小さな標識がある。舗装はされているが狭い道路を4km程行くと線ヶ滝がある。線ヶ滝入口の先はどん詰まりなのでUターンして車を停める。駐車場はないが路肩に5,6台の駐車スペースがある。 |
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9時45分線ヶ滝を出発。すぐ沢を渡り右の道を行く。道が沢から離れると右に立岩への道が分かれる。地図と少し違うが標識通り進む。スギの植林を緩く登る。標高千mを越えると雑木林が現れる。 10時25分、最初のベンチで休憩@。木の間から立岩の岩壁が見える。今日は風がなく蒸し暑い。Mさんが全員にミカンを配給。 長い鎖場を2箇所通過し尾根の東側に回り込む。急坂を梯子と鎖で攀じ登ると稜線にでる。西側の展望が開けたが湿度が高いので遠くの八ヶ岳などは見えなかった。 |
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9:45 線ヶ滝の入口 東屋とトイレがある |
10:24 立岩を見上げる |
11時立岩1266mに着く。足元がスパっと切れ落ちている。Hさん持参の冷凍ぶどうを頂く。渇いた喉に心地いい。 11時30分、次の登山者が来たので出発。所々にベンチがあるが3人掛け1基分だけなので全員は座れない。 頂上から一気に高度を落とし、小さなピークをいくつか越すと左に威怒牟幾(いぬむき)不動へ下る道を分ける。 ここからヤブっぽい道を登りきると分岐A着12時25分。東へ行くと毛無岩、西へ行くと経塚山へ行く縦走路である。 |
10:35 岩壁の基部 |
10:40 狭い岩棚を通過 |
10:49 岩壁の中腹から |
11:02 立岩から経塚山方面 中央奥に浅間山 |
11:41 毛無岩は近くて遠い |
経塚山への道は背丈を越える笹が密集している所もあったが13時20分着。頂上には内山峠方面からのハイカーが数グループいた。ここから北は一般のハイキングコースである。 星尾峠Bでは涼しい風が吹いていてまた休む。ここからは、いにしえの道、苔むした石が多くなる。沢沿いに線ヶ滝まで下るつもりだったがCの分岐でコースを間違えてしまった。直進は田口峠方面と書いてあったので左折してイモリの滝に出る。本当は直進して次の分岐を左に行けば線ヶ滝への古道であった。 結局2つの小沢を渡り尾根を登りなおして威怒牟幾不動方面経由で線ヶ滝へ戻ることになった。こちらの道は新しい指導標がいたる所にあり、新しい東屋もあったりで、ハイキングコースとして整備されていた。15時33分線ヶ滝、滝を見物してから帰途に着いた。 |
12:19 ヤブっぽい縦走路 |
13:20 荒船山(経塚山頂上) |
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線ヶ滝 35m |
15:40 線ヶ滝の滝壷 |
帰路、富岡市の日帰り入浴施設「かぶら健康センターかのさと」に立ち寄る。国道沿いにあるので目についたのだが今日は敬老の日サービスとして入浴料5百円が無料とのこと。得した気になった。 |