265 有間山 1213m 交通 自宅=首都高・R463・R299・県道70=落合
(名栗湖)  往復
単独
2005年3月13日(日) 晴れのち曇り
 交通が不便で山頂一帯がヤブがちであまり訪れる人のいないという有間山だが積雪のある今なら歩き易いだろう思い出かけた。
 自宅から車で2時間、名栗湖の奥、落合に着く。登山口には釣り客用のトイレと駐車場がある。釣り客ではないので少し離れた所に駐車。
 8時45分明瞭だがあまり歩かれていない道を登る。15分位で伐採地。南西面が開け都県境の山が見える。上着を脱ぐ。ここからは伐採のため荒れた斜面を登る。15分程あえぐと傾斜が緩み、木の枝に赤布を発見。
ヤレヤレ。やがて地図には載っていない林道に出会う。逆川林道から分かれ名郷方面に抜けるようだが、なんの用途があるのだろう。この辺り林道だらけだ。
 林道を左に50m歩き階段を登ると大ヨケの頭に通じる縦走路に出る。落合からここまで地形図には載っているが実際には廃道である。
 9時37分大ヨケの頭。ここからはよく歩かれているハイキング路だ。


9:03
伐採地から仁田山方面

10:40
蕨山
 10時12分藤棚山。名郷からきた30歳台の単独者がアイゼンを外していた。このあたりから所々雪がある。道の両側に伐採した木がたくさん放置されている。ヒノキの植林地なのに切られているのは全てブナである。何で?
 10時40分蕨山。ベンチが3つ。棒ノ折、大岳山、北に大持山などが見える。。気温は低いが風がないのでのんびり景色を眺める。10時56分、名郷方面から2組15人位が登って来たので出発。道は北側になり急に残雪が増える。T字路を左折、ここからは1週間前のツボ足の足跡しかない。百m程で左に分かれる足跡があったので登ってみると木に『蕨山1044m』の張り紙。地図にある補点の位置だ。「ここが頂上だぞ」と主張しているかのよう。
 11時20分逆川乗越。驚いたことに車が1台、テントを張っていたのでキャンプ?聞くと林道からここまで車が通れるとのこと。

10:41
蕨山から大岳山方面

11:46
有間山(橋小屋の頭)

12:06
フミアトがなくなった 
ワカンをつけて中央を歩く
  この先20分ばかり急登。登り詰めたところに「有間山」の看板。下に橋小屋の頭とある。右から鳥首峠からの道が合流。ここから「たたらの頭」まで小さなピークを5つ,6つ越える。ピークの北側は深い雪、南側は雪がなくなって笹原。
 12時36分「たたらの頭」着。潅木に遮られて展望はあまりよくない。この先は人間のフミアトはなくなった。ケモノの足跡と、ときどき尾根を横切るような靴跡がある。猟犬とハンターのもののようだ。靴跡は無視して稜線沿いに歩く。ワカンを履いているのでどこでも歩ける。
 雪より笹のほうが目立つようになると左から林道が近づいてくる。右にも林道が見えてくると浦山へ通じる峠。稜線を直進すると林道の護岸の上に出てしまうので左のヤブを漕ぎ林道に下りる。
 13時42分。予定では有間林道で落合に下るつもりだったが降り口が分からない。日向沢林道が出来て登山道が消滅したのか?
 とりあえず稜線沿いの縦走路と合流するまで南下したが左側の斜面を下る明確な道は見つからなかった。峠まで戻り遠回りだが確実な逆川林道を下ることにした。14時58分。1時間以上時間をロス。
 林道歩きを2時間、16時55分落合着。

12:25
ナイフリッジのようにも見えなくもない?

12:36
有間山(タタラの頭)

13:37
峠から名栗湖を見下ろす

13:42
峠から 南にさらに別の林道が続く

14:58
逆川林道を下る
 逆川乗越までこんな状態
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