257 久慈男体山654m  交通 常磐道=那珂IC=R118=湯沢温泉−古分屋敷駐車場 7人
2004年12月12日(日) 曇りのち雨
 男体山と言えば日光を連想するが、こちら茨城の男体山。日光のと区別する為に久慈男体山と称す。標高こそ低いが岩場の連続でチョッとスリリングなハイキングが楽しめる。
 
秋葉原7時30分集合。那珂ICから袋田の滝まで40km。その少し手前、湯沢温泉の看板を右に曲がる。7,8台止められる駐車場のある古分屋敷着10時10分。手前に公衆トイレがある。目の前にこれから登る岩のゴツゴツした稜線が見えている。   神田山の会
 
 駐車場から林道を山に向かって登って行くと民家の庭先に出てしまった。引き返してトイレ先まで戻りタバコ屋の角を曲がる。10時30分。ここに指導標があった。新しい林道を下りT字路を右。左には地図にはない新しく出来たトンネル。広い駐車場を過ぎて右の狭い林道を入る。この辺の集落が大円地らしい。交差点ごとに男体山方向を表す標識があるので迷わない。
 10時40分、沢沿いに進むと山道になり「右一般コース、左健脚コース」と書いてある分岐。左を行く。杉の植林帯だが急坂で、所々に鎖場がある。登るときには必要ないが下りにはあれば安心という感じ。

ゴツゴツした岩山 男体山頂上

駐車場から見た稜線
 10時50分服装調節。昨日までのポカポカ陽気が一転、今日は寒い。というよりも平年並みというべきか。着込んでいる服を脱ぐ。身軽になって出発。
 クサリ場の鎖は新しくまだ商店のタグがついたままであった。ごく最近張り替えたようだ。
 11時40分袋田の滝からの道を左から合わせるとアヅマヤがあったが頂上がすぐ上に見えたのでそのまま通過。 11時45分テレビ塔のある男体山頂上着。三角点の標識に一等とあった。小雨が降ってきたので写真を撮って、11時55分出発。
 

鎖場の連続する健脚向きコース

茨城百景の石碑のある男体山頂上

頂上で

小岩を固めて作ったような岩ばかり
ザラザラしているので雨でも滑りにくかった
 頂上直下は急坂で、クマザサは刈り払いされているが雨で滑りやすくなっているので慎重に下る。12時25分大円地越と呼ばれる鞍部。雨脚が強くなってきがアヅマヤがあったのでここで食事。 
 雨は小降りになり13時07分出発。一般道は右へ大円地へ下り、直進する尾根伝いの道は鷹取岩方面。地形図には載っていないがしっかり手入れされた道である。『大子山岳会』の標識が各所にあった。
 554mピークを過ぎると前方に鷹取岩が見えてきた。雨でガスっていて白い霧とに浮かぶ黒い岩肌は幻想的である。
 右は足元がスパっと切れ落ち、はるか下に集落が見える。反対に左はなだらかなスギとヒノキの植林。
 小草越の古い標識にある里への道は深いヤブに覆われていた。鷹取岩の手前に消えかかったフジイ越の古い標識。
 14時30分鷹取岩。雨が止まないので写真を撮っただけで下山。帰路はフジイ越まで戻りトラロープにつかまりながら濡れた急坂をくだる。15時15分民家の庭先に出る。

ヤセ尾根を行く

鷹取岩の絶景
 車で5分程の湯沢温泉、室町時代からの湯治場との触れ込みである。『湯沢温泉ホテル』で600円払って冷えた体を温めてから帰京。
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