243 | 雲取山2017m 天祖山1723m | 交通 | 新宿=JR=奥多摩=バス=鴨沢 | 単独 |
2004年6月12日(土) 13日(日) | 東日原=バス=奥多摩=JR=新宿 |
梅雨の合間にアズマシャクナゲを見に長沢背稜を歩こうとしたが夜来の雨で予定変更。鴨沢から雲取山を目指す。 東京発6時07分の快速で立川乗換え奥多摩に8時23分着。8時30分に各方面にバスが出る。雨の予報の割にはバスは混んでいた。 |
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12日 鴨沢−七ツ石山−千本ツツジ−奥多摩小屋 9時12分鴨沢。バス停の前にトイレと酒屋。自炊小屋泊の予定なので酒とつまみを買って出発。集落の中の急坂を登る。一旦林道に出るが5分程で左上の細い道へ。指導標が分岐ごとに立っている。10時古い農家が現れる。地図に小袖とある辺り。林道が100m程下を平行して通っている。新しい家屋が林道沿いに建っている。 10時30分最初の休憩。すっかり青空になった。11時水場。8.3m先と書いてある。本当に8m位登ったらホースの口から水が出ていた。 11時24分広場に高校生が10数人休んでいた。高校山岳部の春合宿だそうな。その先の祠のある所で昼食30分。 歩きはじめてすぐ分岐、左は七ツ石を巻いてブナ坂へ向かう道。右を行くと小屋12時42分。水場は小屋から2分のコース上にあった。 水場でグズグズしていたらさっきの高校生の中の紅一点が追いついた。奥多摩小屋のキャンプサイトにテントを張ると言う。 12時58分出発したがすぐ縦走路に出た。荷物をデポして千本ツツジへ向かう。ツツジは盛りを過ぎていた。 再び荷物を担ぎ急坂を20分程で七ツ石の頂上。ガスって周りの景色は見えなかった。14時04分。 |
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10:02 小袖の廃屋? |
七ツ石付近拡大図 14時55分、奥多摩小屋着。ここに泊まるのは30数年ぶり。奥の部屋が2段になっているのは昔の記憶の通りだった。 女性3人組と男性3人組、それに先ほどの女子校生。女子部員は2人だが1人は風邪で欠席、それで自分だけ小屋泊まりなのだそうだ。 小屋番を入れて9人、遅くまでワイワイやった。 |
12:58 2番目の水場 トイを使って上から落としている |
13:20 残り少ないツツジであった |
13:31 千本ツツジ付近 |
14:06 七ツ石山山頂 手前は三等三角点標石 |
14:55 奥多摩小屋 自炊小屋なのですいている。 |
13日 小屋−雲取山−長沢山−天祖山−日原 夜中激しい雨音で目が覚めた。1時50分、朝には上がるという天気予報を信じ朝までウトウトする。 5時40分霧雨状態なので雨具上だけ着て出発。6時26分雲取頂上。避難小屋は超満員だったそうだ。展望はないので写真を撮っただけですぐ雲取小屋へ。ここで水を補給。 長沢背稜へ行くと言ったら「ストックでコンコン叩きながら歩くといい」と言われた。クマやイノシシがいると脅かされた。 雨も降っていることだし誰とも会わないかも、と少々不安になる。ちょうど7時になったので出発。 |
6:37 雲取山 |
6:40 原三角測点 |
大ダワ7時25分。三峰との分岐7時48分。ここからは道がフミアト程度になる。8時16分芋ノ木ドッケ。この先倒木が多く歩きづらい。倒木は雨で濡れて滑りやすい。 8時58分尾根が痩せて岩がちになり、シャクナゲの木が目立ってくる。しかし花はもうなかった。 9時12分唯一の花発見。本当にこの1本しかなかった。 |
芋ノ木ドッケ付近拡大 |
8:58 雨のシャクナゲ林 |
アズマシャクナゲ発見 長沢背稜のコケ 年々少なくなっているので踏まないように |
9:39 誰もいない長沢山 |
長沢背稜は入山者が少ないと聞いていたがその割にはゴミが目立つ。特に長沢山付近は地中に埋まっていたのが顔を出した、という感じ。コケむした深山を連想していたのでガッカリ。 シカと出会う。この日4回シカと遭遇。シカ以外の四足には遭わないですんだ。 雨が強くなってきた。時折明るくもなるのだがはっきりしない。稜線を下り天祖山へは右、酉谷山へは左の分岐。最後の水場あり。縦走の割には水に恵まれているコースだ。さすが東京都水源林である。 天祖山へ向かって歩き出すと空が明るくなってきた。今までは県界尾根だったから雲が多かったのか? 梯子坂のクビレで4時間ぶりに小休止。下が濡れていると、休む気にならない。やっと乾いた岩に座ることが出来た。 |
11:41 天祖神社 手前右の石が三等三角点 |
13:47 下部は足場の悪い急坂が続く |
天祖神社社務所から下は岩稜帯ありジグザグの急坂ありフミアトの不明瞭なところありで意外にハードだった。13時53分林道へ降り立つ。14時50分のバスに乗ろうと歩き続けた。急ぐ必要はないのだが乗り遅れると次は1時間半も待つことになる。 |